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VERT DE FLEUR(ヴェール ド フルール)/ TOM FORD(トムフォード)の香水レビュー

作品について

既成概念に捉われずに実験的な表現を追求するプライベート ブレンド コレクションは、フレグランスに対するトムフォードのヴィジョンを忠実に反映しています。性別を超えて、グラマラスでラグジュアリーなスタイルを仕上げる香りです。
そのコレクションに、2016年に「レ エクストレ ヴェール」というグリーンをテーマにしたコレクションが発表されました。そのうちの一つの作品です。トムフォードはグリーンノートの香りは、クラシカル、あるいはナチュラルな印象が、ラグジュアリーとは無縁のよう。そこで彼は、グリーンノートを新たな解釈として生まれ変わらせます。

今回は、グリーンのフローラル。
彼はグリーンフローラルをどのように解釈したのでしょうか。
香りを見てみましょう!

香り

ガルバナムが特徴的なフローラルグリーンの香り。
ひんやりとした印象はシックで凛としたイメージを思わせます。
シンプルな香りの構成で書かれていますが、かなりグリーンが効いています。
それはナルシスやヒヤシンスなどを思わせるフローラルグリーンにさらに
ガルバナムの生命の力強さを感じさせるグリーンを効かせたような。
そこがより凛とした気品ある香りへ導いてくれるようです。


作品プロフィール

ユニセックス
2016年発売

調香師:Olivier Gillotin
フローラルタイプ
特徴的なノート:グリーンノート

香りの構成:
フローラルノート、ガルバナム、ベチバー


ブランドについて


https://note.com/parfum_styling/n/n60a2a632ea66

世界基準の調香技術、スタイリング技法を学んだ香りのスタイリストが香水をご紹介!一つ一つ香りを分析し、レビューを掲載しています。


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