【第0216稿】天狗になっているのはマスコミの方じゃないんですか?

『鬼滅の刃』に主演声優がウンザリ、関連取材NGで「天狗になっている」の声

どうして「関連取材NG」が「天狗になっている」という評価になるのか俺には良くわからない。いや、取材する側が、きちんと「鬼滅の刃・無限列車編」で「竈門炭治郎」を演じた花江夏樹氏に鬼滅の刃関連の質問をしたい、と正確に告げているならば、

「それはすでに多数の方に取材して頂きました。ほぼ類似の質問しか出てこなくなりましたので、当方と致しましてはこれ以上鬼滅の刃関連の質問をお受けしかねます。どうぞご理解のほど賜りたく存じます」

でいいよね。ブームに乗っかって、さらに同じ質問を繰り返しても、出てくるのは同じ答えだけ。いくら雑誌社側がその質問と答え、それを掲載する権利が欲しいとしても、結局二番煎じどころか出がらしでしかないんだから、そこまで対応する必要はないと俺は思うよ。

「アニメの関連会社を通じて取材をお願いしたのですが“花江さんは『鬼滅』の取材は受けない”と、けんもほろろに……。なんでも花江さん本人が取材にうんざりしてしまったそうで。これまではどんな取材もにこやかに受けてくれたんですが……。“すっかり天狗になっちゃった”と業界内ではもっぱらですよ」

天狗になったんじゃなくて、申し訳ないけど心を鬼にして対応するしか方法が無い、が正しいんじゃないの?本人、鬼になりたくないはずなのに。

「“この質問の答えは、ほかの記事から引用して書けってこと!?”と怒っているライターさんもいました。ハリウッドの超大物俳優だって、そんなこと絶対に言いません。映画の宣伝で来日したら、取材で何度同じ質問されてもすべて笑顔で答えますよ」

こんなもん、取材する側の傲慢な考えじゃん。「あの人は笑顔で答えてくれたから、あなたも笑顔で答えるべきだ」。失礼にもほどがある考え方だね。ハリウッドの超大物俳優の場合、本人は答えようとしても隣にいるエージェントがそれを止めるじゃん。「同じ質問ばかりするなよ」と。

花江夏樹氏本人が「もううんざりだ!」と言ったなら話は別だけど、おそらくこの場合、いくつかの経路を使って取材を申し込んでいるんだから、事務所判断でNGってことだろ?エージェントと何が違うんだ?ってことだよ。

メディアからの依頼を受け、世の人々の“知りたい”“聞きたい”に応えるのも役者の立派な仕事のはず。花江の所属事務所に真意を尋ねると「そのような条件を出した事実はありません」と回答。

世の人々の「知りたい」「聞きたい」については、すでに他の雑誌社で応じている(それもウンザリするくらいの量)ので、充分役者としての立派な仕事は終えていますよ。後発組のブームに乗っかって今更話を聞きに来た三流メディア正義だと思って振りかざしているその言葉は、実はクズの言い訳でしかないですよ。

と。俺は言いたい。

つまり、取材させてもらえない腹いせに悪口を書いてるだけだろ?と。

ちっちぇな、週刊女性PRIME。


このご時世、そんな傲慢な(中堅)声優なんていませんよ。
1つ間違えばあっという間に仕事が無くなる大変危険な水商売なんだから、基本的には誰にでも優しく笑顔で接するさ。ただ、その態度を逆手にとって調子に乗るマスコミたくさんいるから、ウンザリするんだろ?
ウンザリさせているのも自分たちだってことに気付いた方が良い

#週刊女性PRIME #花江夏樹 #鬼滅の刃 #取材NG #天狗 #ウンザリ #竈門炭治郎

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