【パラリア式】試験直前期の過ごし方
緊張すると普段通りの力が発揮できず、できる問題もできなくなってしまいます。
試験当日で緊張しないようにするにはどんな準備をすべきかについて解説します。
こんな方に向けた記事です
●知識は身についているのに、本番になると緊張して力が発揮できない
●試験直前期に、どんなことに気をつけて過ごせばいいかわからない
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①志望校への行き方を確認する
試験当日、会場への道がわからなくなったり、道を間違えたりして焦ってしまうと、試験本番で緊張が抜けきらず、本来の力を出せなくなってしまうかもしれません。
滑り止めを含め、受験校全部を回るのは大変ですが、重要な大学の試験会場への道のりは、(特に第一志望は)実際に行って確認しておいた方が安心です。
裏技としては、タクシーに緊張せずに乗れる人は、事前に予約してタクシーを使うのもありです。人混みに飲まれずに会場に行けます。(普段タクシーに乗らない方は、タクシーに乗ったことが逆に緊張につながる可能性もあるので、やらない方が無難です)
②試験当日と同じ生活を送る
試験本番だからといって、普段と違う行動をとると、それだけで緊張の原因になってしまいます。
そうならないためには、試験当日と同じ生活を、本番約一ヶ月前から始めてください。
具体的には、
1.前日何時に寝て
2.当日の朝何時に起きて
3.朝食は何時に何を食べるか
4.何時に家を出るか
これらを今から決めて、なるべく毎日その通りに生活してください。試験本番ならではの緊張が和らぎます。
志望大学が実家から遠く、飛行機や新幹線で前泊する方は、せめてもう1日余裕を持って移動するのがおすすめです。
その日、宿泊先で迎える初めての朝で、そのまま試験本番となると、緊張してしまったとしても仕方ないです。
予行演習の日を1日設けるだけでもかなり違います。
③直前期の勉強内容は復習重視
試験本番が近づいてきたら、初めて見る問題は解かず、これまでやってきた参考書や問題集の復習を重視するのがおすすめです。
復習が不十分だと、その内容は試験本番で役に立たず、せっかく時間をかけて勉強したのに、点数につながらずに無駄になってしまいます。
さらに言えば、全く見たことない問題は潔く捨てることができ、時間ロスにはなりませんが、復習が不十分で中途半端に覚えている内容が出てしまうと、「もう少しで思い出せるかも」と粘ってしまい、結局確信が持てないまま回答することになります。
それが合っていれば結果オーライなのですが、まず時間が余計にかかってしまっていること、そしてそれが不正解だった時は時間のロスが大きすぎます。
今まで勉強してきたことを無駄にしないために、これまでの内容を完璧に復習してください。
「試験時間以内に答えを出す」ことが求められる入試では、もう少しで思い出しそうな問題を粘るより、見たことがない問題を潔く諦める方が有効です。
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最後に一つ重要なこと:普段通りの力は出せないことを前提にする
試験本番は、いくら「普段通り」と意識したとしても、無意識下でどうしても緊張が残ってしまいます。
これまでの模試では一度もとったことがないくらいひどい点数を取ることも頻発します。
そのため、
本番は基本的に実力の60%前後しか出せないのが普通
と考えることからはじめてください。
その上で、本番で実力通りの力を出すためにどうするか、普段と同じ状態で試験に臨むためにはどうするか、等を考え、一つずつ丁寧に準備してください。
直前期は色々と不安になったりすることもあると思いますが、
ここまで頑張ってできないなら仕方ない
と自分が納得できる気持ちで臨めるのが理想です。
まとめ:【パラリア式】試験直前期の過ごし方
①志望校への行き方を確認する
②試験当日と同じ生活を送る
③直前期の勉強内容は復習重視
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
==書いた人==
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