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競馬って難しい:馬券の買い方と生き方

 「安物買いの銭失い」とはよく言ったもので、春の天皇賞に賭けた7000円が2000円になった。全部なくならなかっただけマシとも思うが、ガミるのもそれはそれで悲しい。目指せ万馬券!!と思いながら馬券を買ったが、そんなに甘くはなかった。
 簡単に7000円の内訳を説明すると、3連単Bが30点、ワイドBが12点、3連複1軸ながし(ディープボンド)が28点、これを各100円。個人的に期待をしていたのが大外のオーソリティーだったが全然ダメだった。そして結果もかなりカチカチだったので、そこまでオッズも上がらずにという感じ。競馬は難しい。
 今回、春天で思ったことは、穴馬が来るかもと考え、だからといって人気馬も削ることができず、中途半端なかたちで馬券を買いすぎたということ。必ずしもまんべんなく買うことがいけないとかではないが、やはりそれはローリスク・ローリターンだ。今回の場合は、ローリスク・ハイリターンの可能性を捨てきれずにいたため、散らしすぎて「安物買いの銭失い」というかたちになった。
 こんなしょっぱい買い方でいいのかと思う。たしかにローリスク・ハイリターンを目指すのはいいが、それで楽しいのか、自分の考える最強の組み合わせがビシッと決まるからこそ、それが大きな喜びとなり、競馬の醍醐味なのではないか。そして、自分の生き方に関しても、いつもそんな大きなミスをしないようなしょっぱい生き方ではいけいない、人生はギャンブルなんだから、大きく自分の選択というものにダブルアップくらいしてもいいじゃんとも思う。しょっぱい買い方(生き方)してたら、つかめるものもつかめない。
 ジョジョ3部のダービー兄とのポーカー勝負で、勝てるはずもない手札なのに、その場にいない花京院の魂まで賭けた承太郎が大好きだし、ああなりたい。
 NHKマイルカップがすぐそこまで迫っている。春天のガミりで落ち込んでいる暇などない。タイムトゥヘブンを信じて、天国へ必ず行くんだ。

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