見出し画像

急なお休みはチームジョブで解決!④

誰か一人がいないと仕事が滞ってしまうような事態を避けるために、マニュアル、研修など、複数人でおこなう「チームジョブ」(多能工化)の仕組みを整えましょう。

業務の洗い出しができたら、業務マニュアルの作成です。業務内容に応じて、チェックリストのような業務一覧でも良いですし、テキスト、写真や動画などを取り入れた作業内容が一目瞭然でわかる作業手順書でも良いでしょう。

いずれにしても、まずは初級~上級または従事期間ごとに業務を仕訳しましょう。初日からでもできる簡単な業務~ある程度経験を積まないと対応できない業務など、業務内容は違うはずです。

レベル別
初級編
中級編
上級編

または

期間別
1ヶ月程度
3ヶ月程度
半年程度

のように。

レベル別では、
○○が一人でできるようになったら昇級
△△の間違いや直しがなくなったら昇級

と、ステップアップするための具体的で明確な基準を設けます。
主観的ではなく客観的に判別できるように。
また、それを見分ける同僚や上司の判定基準と本人の自覚と差がないことが理想です。つまり、評価基準や判定方法はオープンに、そして明確にしましょう。

期間別は、短時間勤務だと一概に1か月以内、と明言できません。他社での現職時代の経験やもともと持っている個人差があり、1つ覚えるのに毎週3回勤務で1か月かかる人もいれば、週1回勤務でも2週間でステップアップできる可能性があります。ここでもやはり、評価基準や判定方法はオープンに、そして明確にしましょう。

そして、このステップアップの仕組みは、できれば面接時に説明し、入社後改めて具体的に説明し、お互いの認識に齟齬がないように努めましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?