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企業の本音「地方の中小企業にとって働き方改革は難しい!」

「働き方改革」は大企業や都会の企業がするもの!って本当に思っています。

長時間労働の是正について

少数精鋭で経営しているのが中小企業です。ちょっとしたトラブルや欠員、大きな案件があると、その少数で対応するのが当たり前。また、どちらかというと、営業も事務も現場作業も何でもこなす「多能工」が基本です。

これだけやって、これだけ終われば仕事は終わりということはなく、次から次へと仕事はあるはずです。管理業務も営業業務も目の前の仕事がたくさんあり、整理しながら、生産性を考えながら、どこかで線引きしないと、エンドレスです。

「時間外労働」(残業)の上限は、原則として月45時間・年360時間とし、
臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできません。

月80時間は、1日当たり4時間程度の残業に相当します。
また、原則である月45時間を超えることができるのは、年間6か月までです。

2020年4月からは、中小企業も罰則の対象になりました。いくら、労使合意のもとでもNGです。

実は、この法律に反して、サービス残業を強いているいわゆるブラック企業はまだまだ存在します。

「24時間戦えますか?ビジネスマーン、ビジネスマーン。ジャパニーズビジネスマーン」という栄養ドリンクのCMの歌が大ヒットしたのはバブル期です。会社員が徹夜で企画書書いて、次の日の朝は会社で仮眠後会議に出席、なんてことが日常茶飯事でした。

遅くまで残業=よく働くモーレツ社員 
仕事を持ち帰って自宅で残業=会社のために頑張ってくれている社員
なかなか帰ろうとしない=会社や仲間のことを考えてくれている社員

今でもその働き方こそが、ビジネスマーンだ!
って思っている経営者は少なくありません。




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