「未婚化」対策案②〜親が背中を見せる〜

未婚化の主な原因の一つ、結婚願望がないということ。
「一生結婚するつもりはない」と答える若者が一定数いるそうです。

個人主義化が進み、女性の社会進出が進む今、結婚するメリットがないと感じ、逆に「自由がなくなる」というデメリットを感じていることが原因だと思われます。結婚をする＝ゴールイン→終わり、というイメージがあるのかもしれません。

メリットかデメリットか、ではなく、結婚をすることにあこがれや理想が持てないとしたら、結婚をする必要はないでしょう。

一昔前は結婚をするのが当たり前でした。相手をお膳立てしてくれるお見合い結婚が主流だったその時代でも、結婚へのあこがれや理想があり、自ら望んで結婚していたと思います。

そのあこがれや理想を若者が持てないとしたら・・・
「自由がなくなる」「大変そう」という負のイメージばかりが先行しているとしたら・・・

それは周りにいる身近な大人たちのせいかもしれません。
結婚生活の身近なメンターは自分の親でしょう。
親たちが、家庭を築くことで、幸せを分かち合う幸せ、自分以外の人間を大切に思う気持ちなど、人生に深みをもつことができ、経験した人にしか味わえない幸せがあることを伝えられているでしょうか？

親たちが幸せな結婚生活を過ごしているか？
親たちが自分の人生を幸せだと感じているか？
親たちが子どもたちに胸をはれる人生を送っているか？

少子化対策　案②
親たちが幸せな人生を送ること！

若者が結婚生活にあこがれ、理想を思い描くからこそ、結婚願望が芽生えるのだと思います。