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「パラレル」が、世界と戦うために決めた"やらないこと"

「パラレル」は友達と遊べる新しいSNSで、日経TRENDYによる”スタートアップ大賞2021”、"2022年ヒット予測ランキング"、週刊東洋経済の”すごいベンチャー2021”に選出いただきました。

パラレルは、現在正社員メンバー16名(2024年2月現在)の組織です。2021年6月にはシリーズBで総額12億の資金調達を発表した今、プロダクトを拡大させていくにあたり、採用を強化しています。

「採用を強化する」=「人をたくさん採る」と勘違いされそうですが、パラレルは一切採用活動に妥協していません。それは、優秀な人と働く環境こそが最高の福利厚生である、と信じているからです。

今回は、そんな組織をつくるにあたり、パラレルがどのような考え方を持っているのか、そしてその考え方をもとにどのような採用施策をとっているのか、解説していければと思います。

今回お話させていただくのは、パラレル代表の青木穣です。

パラレル代表 青木のインタビューは、こちら👆

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パラレルの組織思想

パラレルでは組織構築の上で3つの"やらない"を決めています。

1. たくさん採用しない
2. バリューをつくらない
3. 社内ルールをつくらない

それぞれ説明していきます。

1. たくさん採用しない

パラレルは大きく資金調達をしましたが、大量採用の方針を取っていません。

その大きな理由は2つです。

1. パラレルは人が少なくても成功できるプロダクトである
2. 急激に人が増えると組織に向き合う時間が相対的に上がってしまう

InstagramやWhatsAppのような数億単位のユーザーを抱えるプロダクトは、実は2桁台の社員で運営されていました。コミュニケーションサービスは、人が多くいることでうまく行くビジネスではありません。ユーザーとプロダクトに皆が同じ目線でとことん向き合い続けられる少数精鋭こそが大事だと思っています。

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また、スタートアップは、一点突破で短期間で急成長する必要性があります。組織課題に向き合ってる時間なんてありませんし、それでプロダクトを疎かにして成長が鈍化してしまっては本末転倒です。

とにかく一点突破できる強固な精鋭組織を作り、時折発生するカオスも許容しつつ皆で突き進むしか世界で勝ち切ることは難しいと思っています。

2. バリューをつくらない

パラレル社には「世界中のコミュニケーション熱量を高め、好きな人たちとの時間を最大にする」というビジョンがありますが、バリューはありません。

バリューとは、行動に迷った時に従うべき道標だと思いますが、バリューは作るよりも浸透させるほうが圧倒的に難易度が高いと言われています。また、状況が刻々と変わるスタートアップにとって、バリューを決めきってしまうと後々組織体制に合わなくなる、ということも発生しやすいと考えています。

バリューを決めきって皆に浸透させることより、パラレルでは定期的に全社員と目線合わせする機会を大切にしています。

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パラレルでは、クオーターに一度、全社で集まって行うオフサイトMTGで、会社が向かうべき方向性の認識合わせと、現状の課題抽出と会社がトライすべきことを社員全員で洗い出し、柔軟に行動指針を修正していくほうが、効率的だと思っています。

組織が大きくなると、「これやった方がいいよね」ということは当然たくさん出てくるのですが、全部やるのはリソース的にも難しいです。大事なのは「何をやらないかの目線を全員で共有すること」であると考えており、その納得感を全員で認識合わせするために定期的なオフサイトMTGを行なっています。

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組織から提示されたバリューに従う人、というより、そうしたQごとに修正される行動指針にも柔軟に対処できる人、むしろ自分自身から指針修正の提案を出せるような人材を集めることが重要だと考えています。


3. 社内ルールを作らない

「パラレルを急成長させるために、自身のパフォーマンスが最大化する仕事スタイルで自由に働く」というのが会社のポリシーになっているため、会社にはルールがほとんどありません。社内ルールは下記の2つのみです。

1. 週1の出社デー(11時〜)と1時間の全体定例参加
2. クオーターに1回あるオフサイトMTGへの参加

ルールは大切ですが、逆に考えるとルールは自由を履き違える人がいるからつくられているものでもあると思います。パラレルは、そんな自由を履き違える人を採用しないようにしています。


上記の考えをもとにうまれた取組「お試し入社」

パラレルの大切にしている3つの組織思想をご説明してきました。一般的な企業と比較すると結構違っている部分があると感じた方も多いのではないでしょうか(笑)

シンプルですが、とても強力な組織思想があることから、「採用時点で」スキルマッチ・カルチャーマッチをしていることが非常に肝になってくるため、パラレルでは、入社前にお試し入社を必須にすることでミスマッチが発生するリスクを最大限取り除いています。以下がパラレル入社までのプロセスです(2024年2月現在)。

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また、お試し入社は何も企業側の目線だけで重要なわけではありません。候補者の方にもしっかりとパラレルの良し悪しを判断いただき、ここの会社であれば最大パフォーマンスが出せるかどうか、きちんと判断いただき、心からパラレルで働きたいと思ってもらうことが重要だと考えています。

パラレルでは、優秀なメンバー、そして良い同僚と働くことが最大の福利厚生であると考えていますが、お試し入社を実施することでお互いが尊敬し合ってビジョンに向かって一直線に進めるメンバーの採用を心がけています。

ルールにとらわれない自由な社風。その一方で、世界で勝つものをつくる、という意思を持った少人数の精鋭たちが、全員プロダクトに向き合う組織をつくることこそが、成功への近道だとパラレルは考えています。

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私たちと一緒に働くことに興味を持っていただける方がいましたら、ぜひお声がけください!

パラレル採用情報まとめは👉こちら



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