ゆきみ

日常エッセイを書くアラサー女子です ライターのお仕事のご依頼はこちら parakeet0522@yahoo.com チラ見してくれた方、どうぞどうぞ。お気軽に。 応援してくれるみなさま、一緒にがんばりましょう! 好き→お酒/散歩/料理/銭湯/映画/漫画/読書/雑学/ぬいぐるみ

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マガジン

  • あのころのお話

    子どもの頃の小話。なつかしい気持ちになりたい夜にどうぞ。

  • エッセイ

    町で見つけたおもしろいものやひと。クスッとしたい方へ。

  • マンガ感想・考察

    推しの漫画について。ゴリゴリに考察します。

  • つくってみた

    こんなの、つくってみました。

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    わたしのごはん日記です。

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140日間、日記を書くために生きていたらnoteになった話

はじめにはじめましてのあなた、はじめまして。 いつも読んでくださっているあなた、ありがとうございます。 お元気ですか? noteって不思議ですね。毎日色んな方の記事を読むのに、私には今語りかけているあなたが元気なのかどうかが分かりません。 楽しい時だけnoteを書きたいという方もいれば、苦しくてどうしようもない時にnoteへ思いを書き連ねるという方もいると思います。 もしかすると、自分が今、楽しいのか苦しいのかも分からないまま、今が朝なのか夜なのかも分からない部屋でこ

    • 「私らが子どものころは、そんなひどい言葉は使わんかったで」

      通っていた小学校のすぐ隣にある駄菓子屋のおばちゃんに、「今の子どもらは『死ね』とか『ムカつく』とか言うから、おばちゃんびっくりするわ。私らが子どもの頃には、そんなひどい言葉は使わんかったで」とお説教を受けた。何が原因だったのか忘れてしまったが、いつもにこやかで優しいおばちゃんがいきなり厳しい顔をしたので驚いた。 小学校5年生の時の担任の先生は、「はぁ?」という言葉を禁止した。しかし、先生自身が聞き返したい言葉があった時、「はぁ?」を使わないようにすることに苦心している様子だ

      • 体調不良でダウンなうです…今週のnoteはお休みします 書きたい記事はもうあるので、早く治して公開したいです~~~

        • 子どもに慕われる大人って、二種類いると思う。

          子どもに慕われる大人って、二種類いると思う。子どもの扱いが上手な場合と、その人自身が子どもである場合。 小学生の頃に同じマンションに住んでいた友達の家のお母さんは、完全に後者の人だった。 とにかく、子ども相手に本気の人だった。 私は当時怖い話の本にハマっていて、その日友達の家に持参した。 飛び切り怖いページを開いては子ども同士でキャーキャー言っているとおばさんがやってきて、 「おばさんが読んであげようか!」と言うのである。 もちろん、喜んでお願いした。 おばさんはやはり

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        140日間、日記を書くために生きていたらnoteになった話

        • 「私らが子どものころは、そんなひどい言葉は使わんかったで」

        • 体調不良でダウンなうです…今週のnoteはお休みします 書きたい記事はもうあるので、早く治して公開したいです~~~

        • 子どもに慕われる大人って、二種類いると思う。

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        記事

          ベランダに出よう

          家の食器棚から細いストローを持ち出して、ハサミで切れ込みを入れ花の形にひろげる。食器用洗剤を紙コップにチューと注いで、少量の水で割る。薄めすぎないよう、配合に気を使いながら慎重にやる。ストローの先を紙コップの液体にしずめて静かに息を吹き入れると、小さなシャボン玉達がぶわぶわ生れ出て来る。 7階のベランダから吹き降ろすと、下を通りがかる人達に魔法をかけているようでとても気持ちが良かった。 強い風に吹かれて、シャボン玉が空の彼方へ消えてゆくのを見守りつつも、次のシャボン玉の作業

          ベランダに出よう

          【野球ファン助けて】カフェで77歳のマスターと大谷翔平の話をしていたら、70年前まで飛ばされました

          前回の記事で、大谷翔平選手のルーツがマリリンモンローのお尻というトンデモ理論を展開してくれたマスター。 おかげ様でたくさんの方に見て頂いたので、先日報告会を開きました。 すると、大喜びのマスターから出るわ出るわ、野球秘話の嵐! 野球を愛するnoterさん達へ 終戦生まれのマスターが体験してきた野球の世界を、ぜひ一緒にご堪能下さい! 大谷翔平選手とモンローウォーク―――前に、野球の話をしてくれたでしょ?『大谷翔平選手のルーツが西鉄の中西太選手だった』っていう話 はいはい

          【野球ファン助けて】カフェで77歳のマスターと大谷翔平の話をしていたら、70年前まで飛ばされました

          2歳年下の弟と、ある夜こんな遊びをした

          2歳年下の弟と、ある夜こんな遊びをした。 いつものように枕を並べて寝そべった後、お互いが寝入るまで共通のことを想像し続ければ全く同じ夢を見ることができるのではないか、というものである。 「家をでて、あそこの角を曲がって〇〇ちゃんの家へいくと、そこに××さんがいて…」 と、ささやきあいながら眠りに落ちる。 翌朝、確認してみたがお互いなんの夢を見たのだか見ていないのだか忘れてしまっていた。しかし今でも、なかなか面白い試みだったと思う。 夢といえば子どもの頃、私は夢の中で空

          2歳年下の弟と、ある夜こんな遊びをした

          悪ガキだった、あの頃

          登下校で必ず通る坂道の途中、犬を飼っている家があった。 犬は門の向こう側にいたが繋がれておらず、人が前を通るとものすごい剣幕で吠えた。 誰彼かまわず、その姿が坂道の向こうへ消えてゆくまで吠え続けるのである。 子どもの方も恐ろしかったが、登校時も下校時もかなりの数の人が通る道だったので、無差別に吠え掛かる犬の方も大変だったことだろう。 ある日、近所の仲間5,6人で遊んだ帰りにその家の前を通りがかった。 なぜかその日に限って、門はかすかに開いていた。 私達の心の中には、恐ろしさ

          悪ガキだった、あの頃

          【panpanya漫画考察】『枕魚』

          今回は、私の推し漫画家 panpanyaの考察記事です。 noterのひいろさんにご紹介いただきました。ありがとうございます! ブックオフでpanpanyaを見かけたそうです。 みんなもブックオフへダッシュだ! ひいろさんのnoteは、他のnoterさんとも交流がたくさんあって楽しいです。おすすめです。 **** ▽過去の考察記事「キオクだけが町」▽ この記事で色々と調べた結果、panpanyaは「現実」と「空想」の混ぜ具合が絶妙であると改めて気づかされた。 そこで

          【panpanya漫画考察】『枕魚』

          ついに引っ越し!…どうすりゃいい?【荷造り編】

          前回、新居のイメージをもうもうと膨らませ、ついに引っ越しへのスタートを切った私。 さて、そうと決まれば荷造りなのだが…1つ問題がある。 荷造り中も、隣の壁ドンは続いていたのだ。 段ボールを組み立てる音、ガムテープをやぶる音、棚から食器を取り出し、新聞紙でくるむ音… 全ての動作に神経を使う。まるで夜逃げのような荷造り作業。 物音に気を使いながらの慣れない荷造り作業は想像以上に気力を使う。 こらあかん! 業者呼ぼう。 しかし、今日呼んで明日来てくれるような引っ越し業者って

          ついに引っ越し!…どうすりゃいい?【荷造り編】

          隣室の騒音に泣き暮らしていた私が、新しい家で生まれ変わった話

          7月。壁ドンの辛さに、メソメソ泣いていた私が住んでいるのは、単身者向けの4階建てアパートの2階。 20代初めての1人暮らしでここを選んで、以来ずっと住んでいる。 入居者は近くにある大学の学生7割、私のような独身の社会人2割、独居のお年寄り1割といった感じだ。 この春、そのアパートの右隣の部屋に新しくおじいちゃんが入居した。 ちなみに左隣は前から住んでいる学生の男の子、上はギター弾きのお兄ちゃんだ。 昼間、いつものように上階がギターの練習をしていると、右隣から 「ドン!ドカ

          隣室の騒音に泣き暮らしていた私が、新しい家で生まれ変わった話

          【ジブリ飯】『君どう』のアレを作りたい

          今回は、つくってみた記事です! ※映画『君たちはどう生きるか』未見の方はご注意ください 私の趣味はパン焼きです。 過去に公開したパンの写真は、全て私が焼いたものです。えへん。 『君どう』をご覧になったみなさま、映画に出て来るヒミが焼いたパンを覚えていますか? ジャムとバターがたっぷり塗られたパンを、眞人が「お母さんの味に似てる」と言ってパクパク食べるシーンが出てきました。 私も、あれをやりたい! ということで、今回はヒミになりきるアラサー女子のジブリ飯をお楽しみくだ

          【ジブリ飯】『君どう』のアレを作りたい

          散歩中に見かけたブティックが強烈すぎて、買いもしないのに通い詰めた話

          8月。猛暑だ。 私の趣味は散歩兼ネタ探しなのだが、最近はただ歩いているだけで地獄のように暑い。 なので散歩コースを早朝の川沿いに変更した。 朝の陽ざしを受けてキラキラする川面を横目に、なだらかな坂道をズンズン下る。 気がついたら一駅隣の町まで来ていた。 隣町って、意外と出かけないものだ。歩くには遠いし、電車で行くには近すぎる。 駅前をウロウロしていたら、ブティックを見つけた。 個人経営の、歴史がありそうなお店である。 ショーウィンドウを何気なく見ていたら、奥にいた店員のおば

          散歩中に見かけたブティックが強烈すぎて、買いもしないのに通い詰めた話

          新居でパン焼きシリーズ、今日はメロンパンです。 私はチョコチップ無し派です! ちなみに、実家ではメロンパンを「サンライズ」と呼んでました

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          【panpanya漫画考察】『いつもの所で待ち合わせ』

          今回は、久しぶりにpanpanya漫画考察シリーズをお届けします。 『panpanya』は私の推し漫画家さんです! 夏休みに読むのにピッタリの漫画ですよ! どんな漫画か知りたい方は、こちらへ↓ 考察なので、漫画に関するネタバレ注意です。 漫画を先に読むことを強くお勧めします。 『いつもの所で待ち合わせ』主人公と友人がとある場所で待ち合わせをする。 台詞だけを読むと同日同時刻に交わされた一連の会話のようだが、実は風景の一部が少しずつ変化している。 「あれっここの店潰れた

          【panpanya漫画考察】『いつもの所で待ち合わせ』

          千と千尋で育った私が「君たちはどう生きるか」を語る

          ※映画本編のネタバレを含みます はじめに私が生まれて初めて映画館で見たジブリ映画は、『千と千尋の神隠し』でした。 公開された2001年当時、私は11歳。ちょうど、千尋と同じ年ごろです。 湯屋の世界へ迷い込み、オロオロと逃げ惑っていた千尋。 リンや釜爺に仕事を教わり、気がつくと湯屋で活き活きと働いている千尋。 愛するハクを助け出すため、夢中で湯屋を飛び出してゆく千尋。 母に買ってもらったビデオを何度も見返すうち、11歳の私は「この映画は、まさに私の物語なんだ」と思うようにな

          千と千尋で育った私が「君たちはどう生きるか」を語る