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#226 柔術”家”とは?

今回は『柔術”家”とは?』というテーマで話しました。

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中井祐樹です。
ゴキゲンRADIO始まりました。
いつもありがとうございます、レターを頂きました。
SNSで少し話題になっている『柔術家』という呼称についてお伺いしたいです。
プロがある競技はプロ○○という呼び名がありますが、プロがない柔術は何をもって『柔術家』と呼んでいいと思いますか?
お考えをお聞かせください。
ちなみに中井先生は肩書きは?と聞かれたら何と答えますか?

これプロ… プロ柔術って言ってる断定もあると思いますけど、ないのかな? まあ、いくばっかのファイトマネーが発生しているとかね。
ファイトマネーが発生しているものとか、あるいは賞金大会とか。 プロフェッショナル柔術大会って言ってるものはないのか?
ちょっと2023年のこの時点であるかどうかは、何とも言えないんですけど。 まあ、柔術家っていう時に、まあ私の感覚だと柔術家って言うと、柔術でなんかこう、なんていうのかな、歩んでる人っていう感じがちょっとすることはしますよね。
だからこの、なんだろう、一般会員さんとか、例えばね、青帯の愛好者とかは、柔術愛好者とか、愛好家って言ったりとか、柔術選手って言ったりとか、 柔術家って言うとなんかそれで、それで生きてる人って感じがちょっとしちゃう感はあるんですよね。
まあ柔道家って言ったら別に柔道で食べてる人って言うのはさせてないと思いますけど、何となく柔術家って言うとか、格闘家とか言うと、やっぱこう、 少なくともそれで賞金をいただいたりしてるとか、あるいはそれを専業にしてとかっていうようなイメージがあるのは事実ですね。
ただまあこの決まりごとではないので、ここに法律とかがあるわけじゃないので、私はそういうふうに考えではいますね。
だからこう、自分で柔術家って言うと、柔術家かなとは思いますね。
ですが、一般的に通りが通りにくいな、もっと通りが悪いなと思ったら格闘家って言ったりとか、武道家は言ったことないな。
この辺にちょっと僕の本音が見え隠れするんですけど。
武道家というのはちょっとはばかり、はばかりれるところがあるって感じがしますね。
だからまあ格闘家とか指導者という言い方をしたりします。
これも一般的な用語に近くなるんですけど、格闘家というと、やっぱり選手って感じがしちゃう面もあるので、呼んでくださったりするのは柔術家とか言うのも、呼んでくださったりするのはいいんですけど、やっぱりこう、現役選手のイメージもちょっとあると思うので、その時には指導者、要するにまあ選手になることはできるんですけど、 MMAはともかく、ブラジリアン柔術とかは要するに出ようと思えば出れるわけですよね、簡単に言うと。
登録さえ怠っていなければ。
あるいはまあ、街中の大会だったら出ようと思えば出れるわけですよ。
そういう意味では、いつでも出れる。
引退がないので、プロがないというよりは引退がないので、出ようと思えば出れるというものですので、 そういう意味では選手という言い方は間違ってないんですけど、少なくとも選手をメインでやってないという言い方を僕はするんですけど、 選手メインで、選手メイン時代と今はそうでないというふうに分けるとなると、 まあ指導者と言ったりはしますね。
まあインストラクターでもいいんですけど、 言い方はどうともあれ、指導する人というふうにしています。
指導者というニュアンスにちょっと、なんだろうな、 チェゲバラとか、ああいう指導者みたいなのを含めているのもちょっとあります。
一応なぞられているのは、オピニオンリーダーみたいな意味も含んだりはしています。
ちょっとね、イメージ的に、若者の運動を指揮しているみたいな感じ。
先導者みたいなイメージを意味しているのもあります。
それでちょっと指導者という言い方をしたりします。
そういうようなイメージで話すことはありますね。
えーと、柔術家、多分これ話題になっているときに何を指しているかちょっと覚えてないんですけど、多分、青帯の人とかが柔術家と言っていいのかとか、そういうことじゃなかったかと思うんですけど、 僕は全然何の目クジラもないですね。
何のあれもないです。
自分で柔術家と呼んでもいいと思いますし、それに、お前は柔術家じゃねえだろとかは全くないです。
でも世間的にはそういうふうに見られたりする可能性はあるんだろうなと思います。
ただ、プロアマに関しては、やっぱりそれを、僕は心のプロといったことがあるんですけど、例えばアマチュアでも極真空手の方たちとか、空道の人たちとか、やっぱり武道家と言える人っていて、仕事を持っているんだけど武道家みたいな人がやっぱりおられるわけですよね。
だから、それ専業であるかないかというのは、究極はあまり関係ないなと思っていて、心のプロじゃないですけど、自分はこれに賭けているんだというものがあれば、 やっぱり何なりかと言えるようなところはあります。あるかなというふうに思います。
それでもそれをどう線引きするみたいなことはあるので、結局は言い値というか、 自分で名乗ったもの勝ちになっちゃうのかなというふうに思います。

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