離婚する前に気をつけること、やること


こんにちは。
私事ですが、この度離婚を経験しまして、色々と大変だったので、経験をシェアしておこうと思います。

ちなみに私は
離婚前の状況 夫とは別居済み 専業主婦 子1人
離婚原因 嫁姑問題+夫婦の価値観の違い
離婚方法 協議離婚+公正証書作成
でした。


では、離婚に至るまでの流れを、ポイントを抑えて時系列で書いていきます。

1 離婚の意思を固める
2 離婚手続きについてまとまって書いてある本を1冊買って、読む。手元に置いておく
3 市町村で行っている無料の弁護士相談へ申し込む&気がかりな事を相談
4 離婚への準備を整える(お金、住居)
5 話し合い(条件決め、公正証書作成)
6 離婚届提出と市町村での各種手続き

では、1つずつお話しします。

1 離婚の意思を固める
個人的にはこれが一番時間がかかりました。
離婚をしよう、と決めてから、元夫に実際に話すまでに1年かかりました。
もちろん、他のさまざまな準備の期間ではありましたが、心が決まっていればもっとはやく離婚できていたかなと思います。
ただ、ここについては焦っても仕方がありませんし、ご自身が納得いくまで悩まれてもいいと思います。



2 離婚手続きについてまとまって書いてある本を1冊買って、読む。手元に置いておく

協議離婚、離婚調停など、どんな離婚をするにせよ、離婚について載っている本は一冊買って手元に置いておくといいです。
迷った時にすぐに参照できます。これは私にとってはとても大切なことでした。
気になる基本的な事はほぼ全て載っていますし、離婚前の心掛けや準備についても載っていたので
「離婚を考えている、離婚が頭によぎるけど、何をしたらいいかまるでわからない。」
という方にこそ、一冊あると良いと思います。内容はあまり更新されないでしょうから、メルカリなどで買っても問題無いと思います。

3 市町村で行っている無料の弁護士相談へ申し込む&気がかりな事を相談

これは全ての市町村であるかはわかりませんが、私は弁護士への初回無料の相談を探していたところ、市町村で扱いがあったので申込みました。
法テラスや弁護士事務所でも、初回無料の相談はあると思います。

さて、ここで私が弁護士さんに聞いたのは、「本には載っていない懸念事項」でした。
特に離婚の相談ですと、個人的な事情がたくさんあると思います。ですから、本を読んで一通りのことがわかった後で、自分の場合だとここが心配だがどうしたらいいか?と質問をあらかじめ用意して臨みました。
ここで、例えば自分が責められる立場にならないか?養育費についてはどの様に決定すればいいか?条件をのませる為にはどのように交渉したら良いか?など質問し、大変為になりました。
個人個人で対処方法が変わってきますので、一度専門の方に相談するのはおすすめです。



4 離婚への準備を整える(お金、住居)
離婚するには先立つものが必要です。色々ありますが、私の場合は仕事と住居でした。
それまで専業主婦だったので、約5年ぶりに働き口を探し、住居もそれまで元夫のものだった所から出ることにしました。
ここが安心できると、ぐっと離婚が現実的になってきます。踏ん張りどころだと感じます。



5 話し合い(条件決め、公正証書作成)

準備が整ったらいよいよ、話し合いです。
1でも書きましたが、私は離婚の決心をするのに時間がかかり、かつ、離婚したいと伝えるのにも精神力が必要でした。踏ん張りどころでした。

話し合いは、離婚の同意→離婚の条件決め→公正証書の作成の流れで行いました。

ここで気をつけたいのが、公正証書の作成です。
公正証書をわざわざ作る効果についてはここでは書きませんが、養育費など長期にわたり債権債務を伴う約束がある場合、作っておいた方が良いです。
さて、公正証書は公証役場で、公証人に作成してもらうのですが、司法書士などの人に頼むのが一番いいと思います。

公証役場についてはネットにもなかなか情報が載ってないです。また、公証人とのやり取りや離婚する相手とも公正証書の内容について、その都度やりとりをしなければならない為、間に司法書士が入ってくれて、私は大変助かりました。
お金はもちろんかかりますが、少しでも円滑に離婚手続きを進めるために、お願いしてよかったです。

公正証書の内容を決めていく際に、離婚条件についても公証人からよくよく聞かれるため、漏れなども無くなりますし、手間をかけて良かったと感じています。



6 離婚届提出と市町村での各種手続き

公正証書ができてしまえば、あとは離婚届の提出です。
ただその後、親権を持つ側の母か父は、児童手当、児童扶養手当、ひとり親医療などの手続きがあります。
この手続きについては、離婚届を受理する課ではきちんと案内をしてくれない可能性があります。
ですので、ご自身で子ども関係の課に出向いて、事情を説明し、案内に沿って手続きをとる必要があります。
今後の事を考えると、必要な方にはとても有用な制度ですので、ぜひ手続きください。


以上で、私が離婚を経験して、大切だと思ったポイントです。
今、そしてこれから、離婚について私と同じように迷われたり、悩まれたりした方の力に少しでもなればと思います。

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