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妄想小説たち

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妄想とか、外には出せない自意識過剰の塊をアウトプットした小説たち。 他人の妄想に付き合ってる暇はないでしょうが、読みやすいリズムは心がけているので、暇つぶしにどうぞ。
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#海の魔物

妄想小説「海の魔物」その4 (最終章)

海の魔物とパッパラとピーとポー、三方良しとバチータが皆砂山に向かい、俺は薄暗い海底らしきところに1人取り残された。 そして誰もいなくなった!! 「so what to do next??」どうしよっかね、俺は考える。考える。めんどくせー!! 俺は寝ていたのだろうか。多分そうなのだろう。気がつけば俺は浮遊して、ものすごい勢いで回転していた。まさに渦巻きの土壷にはまった状態。 「ワーアアア!!ワー!!アーレー!!」万歳しながら流れに任せる。 回転しながら下に落ちていくのが分かる。

妄想小説「海の魔物」その3

身体を起こして前を見ると海の魔物がいる。いかにも魔物だ。ただの魚じゃなくてなんかほ乳類も混ざっているような見た目。俺が想像してた魔物らしい魔物。想像よりちょっとかわいい。丸顔で、カラフルな胴体、腹に小さい人間の女の子みたいなのを抱えていて、なぜか手が二本ある。足はなくてかわりに裸体の人魚みたいなのの上に接着してる感じ? 移動は人魚が担ってる。足があるのかは不明。ついでに鼻から花が2本生えている。人間を意識したギャグなのか? ついでに人魚の鼻からは常に水しぶきが出てて水しぶきか

妄想小説「海の魔物」 その2

いくつの朝焼けと、ビューティフルサンセットが走る俺を通り過ぎていったのか。 いつのまにか服とかないし、皮膚の皮も厚くなってところどころ血が出てるけどどうでもいい。たまに発狂しそうに空腹になって草やその辺の小動物をとって食べる。 肉食であり草食。つまり雑食。 でもやっぱり果物、あいつらは美味しいや。なんなの、あの甘み。 草と全然違う。なんであんな形なのに、甘くて美味しいわけ?完璧。 おれ果物のために死ねるもん。果物のために死闘とかできるもん。 大好き、俺果物大好き。 フルーツ、

妄想小説「海の魔物」 その1

海の魔物に会いにいこう、男は数年来思い続けていた。 どうせ、どうせここでは大したことは起こらない。 朝起きて、仕事して、ご飯食べて、穏やかだし、幸せだよ。 でもさ、なんかスリルっていうのかな、そういうのが足りないんだ。 仕事精一杯やればいいじゃんって、でもきついしだるい。 情熱が長続きしない。 でも怠惰だけど刺激は欲しいんだ。なんなんだろ、今の俺に足りないもの。 今の季節は冬。だんだん1月とか10月とか分かんなくなってきた。 寒いから1月っていうくらい。 肌感覚冬だけど、意識