ファミレス初デート✨物語

夏木さんのこちらの記事を読みまして…

サイゼリア。
実は私も行った事がありません。

…正直に申しますと私の住んでる地域にはつい最近までサイゼリア自体がなかったもので(^_^;)

それプラス、何せこちらには『ジョイフル』と言う泣く子も黙る不動のファミレスがあるのです。

きっと、都会の皆様が

家族団欒の食事風景や
部活帰りの空腹や
勉強の合間のひとときや
恋人たちの甘い時間や
主婦の井戸端会議場所の提供から
サラリーマンのお財布に優しいランチのお供…

等々をサイゼリアでお過ごしになるように、遠く離れた九州の田舎っぺはその全てが『ジョイフル』で済んでしまうのです。

…実は私と旦那さんの初デートは、このthe 庶民のファミレス『ジョイフル』のランチでしたw

夏木さんの記事でも書かれている通り
初デートでファミレスに連れてく男なんぞ(　ﾟдﾟ)  …と、私も思うクチですが…

なんてこた〜ない。。
まんま私がソレでしたwww

ちなみに、その時代の私は飲み屋のお姉ちゃんとしてブイブイ言わせて闊歩していた頃でしてw

出勤前の同伴であったり、仕事終わりのアフターであったり…
それなりに小洒落た✨それなりにお高い✨まぁまぁ高級なお店に連れて行って頂くのが当たり前の毎日でした。

その頃はまだ、ただのお客さんのうちの1人だった旦那さんとも何度も同伴やアフターで食事に行く事はありましたが『あまり店を知らないからパピコちゃんのおススメのお店で』とゆう事で、いつも私がお店を決めて予約していたのです。

それから何やかんやとありまして。。
初めて休日に店以外で会うとゆう、いわゆる初デートをする事になったのです。

市内から郊外へとドライブをし『そろそろお腹が空いてきたね』とゆうタイミングで、さてお昼は何処のお店に入ろうかな？となった訳ですが…

事前にお店を調べて予約しとくなんて気の利く事がこのオッサンに出来るはずもなく。

私もデートで何処へ行くつもりなのか知らされていなかったので、いきなり行った場所に知ってるお店もなく…

目的地もなく、ただそれなりの飲食店を探してブラブラと車を走らせている時にふと目についたのが、県内中何処にでもある“the 庶民のファミレス”『ジョイフル』でした。

『あ、別に私ジョイフルでもいいですよ〜』

何の気なしに私の口から出た言葉…　　それは

『飲み屋のお姉ちゃんだからって私は高ビーな女ではないし、ファミレスにも普通に行く好感度の高い女ですよ〜』

とゆう、無意識のアピールw

…とは言いつつも、大前提として

仕事関係なしに平日にわざわざ会ってる私をファミレスなんかに連れて行く訳ないよね。
一応コレ初デートだし。
場末のスナックとはいえ私No. 1だし。
まさか私はそんなに安い女と思われてる訳ないよね。

…とゆう諸々の思いは当然あるわけでw

そんな訳で思ってもないのにスラスラと口から出ただけのセリフだったのだけれど…

『そう？
じゃあ行こうか』

と、車はブーーンとジョイフルの駐車場へ…

え？
え？

マジか。。

まぁでも、ここまで来て

『え？　本当にここですか？(薄ら笑い)
さすがにファミレスは… (軽蔑な眼差し)』

なんて愛嬌が売りの感じのいいお姉ちゃんパピコ✨が言うわけもなく

“OK。もう2度とこの人と店以外では合わない。
ただそれだけの事よ”

そう割り切り、いざジョイフルへ！笑

今、この瞬間『何だコイツ！』と思いはしても、店にとっても私にとっても金になるいいお客✨
ならばそこは割り切って腹を括ってしまえば何てこたぁ〜ないのですよw

私『わーー！　色々ありますね〜🎵　何にしようかな〜？』　

なんて演技をしつつw    無難に

私『じゃあ私はハンバーグにします。〇〇さんは何にします？』

旦『えっと… 刺身定食はありますか？』

私『……』

おい。おい。嘘だろ？
ここファミレスだよ？

私『いや〜どうかな〜？
ファミレスに刺身定食はないんじゃないかな？』

…当然、刺身定食なんてあるはずもなく
結局は“塩サバ定食”を頼んだオッサン。

ファミレスで刺身定食
ファミレスで刺身定食
ファミレスで刺身定食

…まぁ、まぁ、まぁ。
いいんじゃないの。

“OK。もう2度とこの人と店以外では合わない。
ただそれだけの事よ”　←本日2回目。

でもね。。
ジョイフルだからこそ刺身定食はなくても塩サバ定食があったから良かったようなものの…
サイゼリアだったら刺身定食も塩サバ定食もないだろうに…
このオッサンは一体何を食べるのか？ 笑

ちなみに後々聞いたら、旦那さんは本当にお店を知らず、庶民のファミレス『ジョイフル』にもその日初めて行ったそうで…
初デートで行くにはイマイチな店だと言うことも本当に知らなかったそうですw

旦『そうゆう事なら教えてくれれば良かったのに〜』
と、言われましたが

いや。いや。いや。
もう2度とこのオッサンと店の外で会う事はない。と思ったからどーでも良かったんだわ…

なんて事は勿論言えず… 笑

ランチを終えた後はまたドライブしながら道の駅でソフトクリーム食べて早々に帰路に着きました。

家の近くまで送ってもらいその日のデートは終了したのですが

旦『あの時、俺の車が見えなくなるまでパピコちゃんが手を振って見送りしてくれてたのが嬉しくてさ〜🎵』
そう嬉しそうに思い出話を語る旦那さん。。

いや…

車を降りて直ぐに自分の家の方向へと向かったら、どのマンションに入るのか？バレてしまうやんけw

2度と店の外では会うつもりのない男に家を知られるなんて1番避けたいところ。。
見送るフリしてオッサンの姿が見えなくなってから動き出したまで。

勝手に勘違いしてくれてるオッサン。

マジでチョロいなwww

ま、でもね…

何やかんやでその人と結婚するんだからね。
世の中、何があるか分からないもんだな〜

結局、1番チョロいのは私なんだなw

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