口げんかの後

身近な人と口げんかすると、たびたびお互いに取り返しのつかない傷を負わせてしまうようになる。時間がたてば水に流すことはできるけど
一度深く刻まれた傷は、いつまでもうずきを続ける。

親しい友達であるほど、相手がどんな言葉に心を痛めるのか、
どんなところを指摘すればダメージを受けるか、よく知っている。

そのために、ささいなことで始まった口げんかでも、取り返しのつかなくなるぐらい大きくなってしまったりもする。
「身近な人のほうが怖い」
という言葉もあるくらいだ。

親しい人ほど、愛している人こそ、大切にしてあげないといけないのに、
ときとして一番大きな傷を残してしまう。
 毎回、気を付けようと思いながらも、気づけばまた暴走する機関車のように歯止めがきかなくなり、「しまった」
と思う経験があるはず。
「これだけは、言うべきじゃなかったのに.…」
と思ったところで、後の祭りだったことも少なくない。

もう二度と、相手を傷つけるようなことは言うまいと誓っても、すぐに忘れて同じ失敗絵送り返してしまう。
 口げんかを避けられないなら、せめて、相手の急所だけは攻撃
しないように心がけてみよう。
愛する人が自分のせいで傷つくのは、結局は自分が傷つくのと同じだから。

by;私の心が傷つかないように

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?