濫読日記 デ・キリコ展
こんにちは。
東京都美術館でやっているデ・キリコ展へ行って参りました。
シュルレアリスムに影響を与え形而上絵画の先駆けとなったイタリアの画家、ジョルジュ・デ・キリコの作品と経歴を概観できる展示です。
やはり巨匠ともあってか作品数やラインナップにはやや物足りなさを感じたものの、好きな画家の作品を間近で観れたのはとても良かったです。
面白かったのは空間デザイン。展示空間で、デ・キリコの絵画に見られる遠近感を消した平面的な壁やその色調を再現していたのですが、気づけば絵画世界のなかにいるような不思議な感覚があって楽しかったです。
美術館って展示方法とか空間演出含めて楽しめるのですよね。
展示全体が撮影NGのため人の流れがスムーズで個人的にはありがたかったのですが、展示空間は最初のイントロダクションみたいな部分だけでもいいから撮りたかったな〜(ᐡㅠ ̫ ㅠᐡ)
東京では今月の8/29まで、その後は神戸で9/14〜12/8に巡回の予定とのことです。東京は残り会期も短いですが、もし機会とご興味があれば是非足を運んでみてはいかがでしょう。
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