見出し画像

【告知】文学フリマ東京39 ‐ 『Lil (W)AVE 第三集』風化する教室

明日12/1(日)に東京ビッグサイトで開催される文学フリマにて初頒布となる音楽ZINE『Lil (W)AVE 第三集』が販売されます。

今回参加した執筆陣は、今虚弱エッセイという新カテゴリにて各所で共感を呼んでいる絶対に終電を逃さない女さんや、オモコロライターのマンスーンさん、それぞれ音楽活動も展開されているFgさん(butohes)やGoseki(Awesome &roid)さん、そして前号から引き続いてご執筆くださった吉田棒一さんと錚々たる方々の中で、不肖星野も紛れ込まさせてもらいました。

▼詳細(冒頭一部が読めます)

「別離 / parting」というコンセプトが掲げられた中で、私は19歳の頃にこの世との離別を図った親友のことを綴りました。私はプライベートでも仕事においても空気が重たくなるような場面が苦手で、どちらかというと回避策としておちゃらけてしまうので、これを書くにあたってはそれなりに体力がいるなあ、と少し悩んでいました。また同時に、彼女のことを書くのは今回が初めてではなく、ほとんど毎年のようにさまざまなサービス(はてなブログやTumblerなど)で公開していて、キツめのバッシングを受けたこともあったので、また不幸自慢がどうのこうのとか言われるのつらいなあとか雑念が過ったりもしつつ。

でも、あれから8年という長い年月が過ぎた中で一度はまとまった形でどこかに寄稿したいと思っていたので、その意味では自分の感情と向き合う良い機会が与えられたのだ、と捉えています。そんな機会が、他の名だたる執筆者の方々と同じ環境であることにはひとえに企画者の對馬さんへ感謝しかありません。

(ちなみに棒一さん、マンスーンさんの寄稿は私から提案させてもらいました、ので半分まではいかなくとも多少は前職の延長で企画側に回っています)

なおタイトルは言わずもがなきのこ帝国の楽曲から、そして内容はそれでも世界が続くならの楽曲を拝借する形で取り入れています。

また参加者の方々とも他ブースにて別のZINEや書籍の販売をされていたり、寄稿していたりするそうなので、ぜひ数珠つなぎ的に巡ってみてください。あとはインタビューやコラムを収録した音楽誌「蜃気楼」もおすすめです。

このnote(paper crane)も大事に本数を重ねつつ、いずれZINEとしてより多くの人に自分の好きなものを届けることができたらいいなあとぼんやり画策中です。そのときはまた改めて告知をさせてください。それでは。


星野 @karasuzoku_

いいなと思ったら応援しよう!