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節分の豆は何歳から?

今年は節分が2月2日なんですね。

124年ぶりの現象だそうですが、私はまさか節分の日が移動することがあるなんてびっくりしました。

さて毎年、「鬼は外」「福は内」と投げる豆まきですが、

豆が小さい子供にとって誤嚥のリスクとなることは意外と知られていません。

誤嚥とは食べ物が誤って気管の方に入ってしまうことで、咳き込んだり、気管の一部が塞がって呼吸が苦しくなったり、豆がきっかけとなって肺炎を起こしたりもします。

豆は乾燥していて表面もつるっとしているので、ヒュッと気道の方に入ってしまうのです

よって4才未満のお子さんには豆など誤嚥の可能性があるものは与えないようにしましょう。

子供の安全を考えるSafe kids Japanでは下記の記事で、節分の豆の危険性について述べています。

米国小児科学会のwebサイトでも、4才未満の子供にナッツやガムなど誤嚥の危険性のあるものを避けるよう述べられています。

下のお子さんを含め4才未満のお子さんがいるご家庭では(あるいは保育所などでも)、小さい豆をまかないよう工夫をした方がいいと思います。

例えば、紙を丸めたものを鬼役にぶつけてもらう(我が家では私の役目です泣)

節分の豆が三角形の小袋に入ったものを利用するなどです。

小さい豆って、まいてしまうと十分に掃除機をした後でも「まさか!」という場所から出てくることもありますよね。

小さい子供はそのまさかの豆を拾って口にしてしまうかもしれません。

また年齢が上がっても誤嚥のリスクはあります。

例えば歩き食べなどしていると不意にヒュッと吸い込んでしまうこともあります。

食べるときは座って、落ち着いた状態で(数を数えながら?)食べましょう。

前述の記事の中にあるような「事故」は工夫することでなくすことができると思います。

2月2日、124年ぶりの珍しい節分の今年から、

事故ゼロの節分にしていきませんか?




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