見出し画像

やめ時&続け方 パパが習い事で悩んでること

【パパシルベ総研アンケートvol.2 習い事どうする?】

パパたちのホンネを味わう参加型アンケートコミュニティ「パパしるべ総研」。きのう6月6日は「習い事はじめの日」ということで、習い事に関するアンケートを実施しました。にしても「習い事はじめの日」って知っていましたか?習い事は6歳の6月6日にはじめると大成する、という古くからある風習らしいんですが、正直なところ全然知りませんでした。ウチの両親は知っていたのかな??

人気1位はやっぱり王道!

今回のアンケートでも7割を超えるパパたちが習い事をさせたいとは考えていることがわかりました。そんな習い事について、まず頭を悩ませるのは「何を習うか?」ですよね。
もちろん、性別や子ども自身の性格や個性によっても考えるポイントは変わってきますが、パパたちはどんな習い事をさせたいと考えているのでしょうか?

最も多かったのは「水泳」(47.3%)実に半数近くが回答。
同率2位が「塾(勉強)」と「音楽」(30.9%)
続いて「英会話」(27.3%)「プログラミング(などデジタル関連)」(20%)と続きます。

時代背景を考えてみれば、やはりデジタル系や英会話に興味が向くのも納得ですが、一方で「武道」(14.5%)「書道」(12.7%)といった日本的なものも健闘しているように感じます。

また、屋外で行う定番スポーツの「サッカー」(18.2%)「野球」5.5%)と、かつての人気が影を潜めている傾向がみられ、上位に入った「音楽」をはじめ「お絵描きなどのアート系」(16.4%)といったクリエイティブ系が人気になっていることからかなり志向は変化しているように感じますね。なぜ、そのように変わってきたのでしょうか?

考えてみるとあまり変わってない習い事選びのポイント

習い事選びのポイントについての質問では、5つの回答におおむね回答が集中しました。(複数回答可)そのうち二つは、2位「通いやすさ」(41.8%)5位「費用」(27.3%)と環境面のもの。もちろんこれも続けるためには大事なポイントだと思います。そして、残り3つはというと、1位「将来役に立つ」(45.5%)にはじまり、3位「体力作り」(38.2%)4位「メンタル力向上」(36.4%)。いずれも子どもの能力開発視点です。

このあたりのポイントについて、やや実利的な目線が強いのかなと感じたりもしますが、よくよく考えてみると、20年前30年前の親たちも子どもに役立つことを考えていたようにも感じますし、それほど変わっていないような気もします。

ただ、人気や憧れの対象や従事者の数を考えた時に、かつて人気だった野球選手やサッカー選手よりもデジタル関連や、多様性の中で力を発揮するクリエイティブ系へ親の関心が移っているのかもしれません。

習い事の悩みも変化している

今回は「習い事に関する悩み」についても聞きました。

■子どもの人数が多いと費用も厳しい。(30代)
■共働きのため送り迎えが困難。(40代)

やはり、費用や送迎といったところの悩みも届きましたが、多く声が挙がったのは2つの内容でした。まずは“子どものやる気”について。

■行きたくない、と言われたときの対応。
 病気やケガなどではなく「友達と遊びたい」「やる気が出ない、
 面倒くさい」といった場合。(30代)
■やりたいと言って始めたのに全く練習しないやらない。(40代)
■すぐ、イヤになって行かない。(50代)
■たまに行きたくない日がある。やめるわけではない。(40代)
■子どもの負担にならないように、と意識はしておりますが、
 子どもの調子に左右され、「もう行きたくない!」なんてこともたまに。
 そんな時、他の皆さんはどうしてますでしょうか?励ます?
 休み→辞める?たまに悩ましいです。(30代)

編集長も経験がありますが、コレ本当に困るんですよね。正解も出口も見えないので。そしてもう一つが“習い事をやめること”について。

■やめ時がなかなか難しい。(40代)
■やめるタイミング。本人のやる気が落ちてきたけど、
 親としてはもうひと頑張りして欲しいと思っていたり。(40代)
■ヤル気が無いのに辞めないと言わない事(40代)

これもまた難しいところです。「習い事の続け方&やめ方」というテーマだけでひとつアンケートが成立しそうです。本当に皆さんどうしているのでしょうか?気になりますよね。

ただ、この二つの悩みに共通していると感じるのは、パパの関わり方が変わってきているということではないでしょうか?それこそ今のパパ世代が育ってきた中では、「行けと言ったら行け」とか「やめるなんて許さない。誰が金を出してるんだ」くらいの感じで割と親側の都合や価値観が中心の一方的な展開になっていたケースも多かったと感じます。しかし、アンケートのコメントを見ている限り、多くの方は子どもの意思も尊重して頭ごなしには対応していないようです。

実際に「子どもの意見は重視しますか?」という質問において80%以上のパパが、重視する姿勢を見せました。これはきっと大きな変化なのだと思います。一方では先ほどのコメントにもあったように「親としてはもうひと頑張りしてほしい」という思いもあるので、どこまでその意見を取り入れるのか?というバランスが難しいところです。

ちなみにその他の悩みコメントにはこんなものがありました。

■なかなか始めることができず、
 どんどん子どもが成長してしまうこと。(40代)
■子どもの興味がどこにあるかの見分け方がわからない。
 家ではでんぐり返しなどよくしていて、体操に興味もったりするかなと
 思って体験教室に行ったら、人見知りと場所見知りでまったく
 ダメでした。(30代)
■指導者の気質が問題。(60代以上)
■やりたい事にどうしたら出会えるか。(40代)

指導者の気質については変わってきている部分もあると思いますが、まだまだ変化できていない人もいるでしょう。そして、やりたいことを見つけるということは永遠のテーマですよね。ここは親として諦めずに長い目で見守りつつ、押しつけがましくない程度に提案し続けていくしかないのかもしれませんね。

習い事については、またアンケートしましょう!
まだまだ聞きたいことがたくさんありますね!

たくさんのご協力、本当にありがとうございました!

パパしるべ総研では引き続きアンケートを実施していきますので
回答に参加したい!という方は、コチラからパパシルベ総研の公式LINEと友達になって下さい!

引き続きよろしくお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?