【余談】結婚の歴史
どうも!パパリーマンです!
本日は武家や民間の結婚の歴史についてお話できればと思います!
以前は結婚の歴史について話をしましたよね!(詳しくは結婚の歴史①②参照)
武家や民間の歴史も調べてみると非常に面白い歴史があります。それでは早速見ていきましょう!
〜武家・民間の婚礼〜
武家・民間の婚礼をみてみると、初めに仲人の斡旋で「見合」が行われました。仲人が斡旋して双方に異議がなければ、吉日を占って婿方から嫁方の家族と雇人へ、結納品が目録を添えて贈ららたのだとか。この結納は「たのみ」あるいは「言納(いいいれ)」といったのを「結納」としたものといわれています。
婿側の使者は、最初は家老などの役で、裃姿で下僕を伴って行い、嫁方はその使を食事でもてなし、引出物を贈ったそうです。
現代と非常に似ていて、引き継いでる部分も多いですね笑笑
〜吉日選び〜
婚礼は吉日を選び夜間に行われた。婿方は祝言の床の間に白絹を敷き、同じ生地の水引をかけ、奈良蓬莱、二重台、手掛台、置鳥、置鯉、三盃、銚子、提子を飾り、他の居間、寝所にも飾付けを行いました。
豪勢ですねー笑笑
〜嫁の門出〜
いよいよ嫁の門出となると、嫁方は兄弟家臣等が従い、嫁は輿あるいは乗物で出発しました。
行列に荷物の列が従い、荷物には三棚、文房具、化粧道具、茶、花、香道具、料理道具、裁縫道具、坐臥具、火鉢、茶道具などの家具、および被服などで、箪笥、長持、釣台にのせて運ばれました。
すごい家具の量ですね笑笑
嫁の乗物には犬張子、守刀などが入れられた。一方婿方は門前に門火を焚いて待ち、門の中では出入りの男女が餅をついたそうです。餅つきは男女の交わりを意味するものなんですね。
さて嫁方から二人の貝桶持ちがまず貝桶を渡し、このあと嫁は輿ごとかつぎ入れられました。祝言の間に嫁が通ると、いよいよ婚礼式となります。嫁は先に着坐し、次に婿が座り、そして式三献となりました。三々九度の盃は古くは嫁が先であったが、この時代から婿が先となりました。また盃の前に肴が出たようです。
神前式に近いですね😅
次に色直しとなって、婿から嫁へ色直しの衣裳を贈り、嫁は白装束を脱いで色のある衣裳と着替え、婿も嫁方より贈られ、直垂、大紋、素襖あるいはは長裃から裃半袴となり饗 膳となりました。メニューは初めに雑煮が出て酒も燗酒,塗盃で宴を行い,十二組の菓子が出る。この宴会でもやはり、夫婦が中心で両家の親族は加わらなかったみたいですね。
お色直しの文化は昔からあったんですね!
いかがでしょうか?
今はこの状況下で豪勢に人が集まりにくいとはいえ、昔の婚姻は非常に面白いですよね笑笑
本日は正月休み最後ですね!皆さま明日からお仕事頑張ってください!
2児のパパリーマンより
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