定年退職後、東南アジアにはまった 3
東南アジアの洗礼
東南アジアを個人で旅行すると一度はえらい目に遭います。ハノイ到着が現地時間の午後10:30分、翌日の飛行機にのるために、ノイバイ空港から歩いて行ける「ドラゴンエアポートホテル」を予約したのですが、送迎を頼んだのになしのつぶて、当然迎えはありませんでした。
東南アジアではベトナムに限らず、良く経験するパターンなので、日本人としては怒りたいところですが、慌てず騒がず、大きなスーツケースをガラガラ押しながら歩いて行くことにしました。agodaのコメント欄にも「送迎を頼んだが返信はない、迎えもない」と書いてあったので、「まあそんなもんだろうな」と笑って済ませる余裕がまだありました。
よくあることです!
深夜0時近くに空港から歩き始めましたが、「真っ暗な夜道で歩道を見つけることができず、車道を歩いた」というコメントもありました。実に的確な表現で、車道をびくびくしながら20分も歩き続けました。
翌朝、フロントで道を確認したら「この道をまっすぐ行くとすぐだよ」と明るい声で教えてくれました。教えられた通り歩いたら、建築工事のために途中で歩道がなくなっていました。車が舞い上げるほこりをかぶりながら、空港まで前日と同じ道を歩きましたが、まあ「よくあること」です。ちなみにタクシーは距離が近すぎて乗車拒否されるようです。
日本の宿泊施設のサービスは至れり尽くせりなので、そのギャップに驚く人もいますが、まあ普通です。海外旅行で異文化に接することができてラッキーくらいに思わないとけんかになります。
初めて訪れるときには覚悟が必要です
妻も東南アジアは何回か訪れているので、「あ~あ、またあ」みたいな感じで付き合ってくれましたが、慣れてないときっと怒り出すでしょうね。初めて訪れるときには覚悟が必要です。