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職場で重宝されるマクロとお蔵入りするマクロの特徴

重宝されるマクロの特徴
 ベストはワンクリックで操作が完了するマクロ。いろいろなマクロを組んできましたが、すぐに受け入れられたのは下の記事と動画で紹介したマクロです。必要な操作は「チェック開始」のボタンを押すだけ。見ると説明がなくても使い方がわかります。


  自分でオリジナルのシステムを作る場合は、マニュアルが必要です。それも一度読んだらすぐに使い方がわかるように作ります。理想的なのは操作説明が一言で済むマクロでしょう。ワークシートへの入力も面倒くさいのに、マクロの操作が複雑だと使う気が失せます。

 私が説明によく使う時間割編成のマクロ(Vectorで配布しているやつです)はショートカットキーを設定してあります。「トリガーはCtrl+Qです]で説明終了です。本当はボタンを使うのが一番わかりやすいのですが、4種類のワークシートすべてにボタンを設定するとコードがごちゃごちゃするのでやめました。ましてフォームなんか使うと未経験のアプリと同じで敬遠されやすくなります。

お蔵入りするマクロの特徴
 理由はただ一つ。使い方がわかりにくいことです。VBAを使い慣れたころによくやる過ちです。いっぱしのプログラマー気取りで、上手でもないのに凝ったコードを書くとほとんどの場合自己満足で終わります。

私の中で最悪は次のマクロです。

VBAはEXCELを自動化するための言語ですが、手間のかかる仕事を自動化するという目的を忘れると、かえって仕事を増やすことになってしまいます。

多機能なのでいろいろなことをやりたくなりますが、Simple is Bestだと思います。