女性として生きる


生まれ変わったら、何になりたい?

私は、もう即答。

「男性」

もしかしたら、ないものねだり、隣の芝は青い。現象なのかもしれないけど、自分はこれに相当苦しめられている。
特に、社会人になってから。
特に結婚してから。

まず、職業柄、女性で妊娠する可能性がある場合には、仕事に多少の制限が出てくる。勿論、周囲にも気を使わせる。今後、産休・育休等でブランクをが出てくる。自分の思うように仕事を続けられるわけではない。非常にやりにくいなあと思ってしまう。


毎月くる生理。将来子供を持つ準備であることは十分に分かっている。私はストレス状態にもよるが、PMSが結構ひどい。感情の起伏が酷い時には、仕事どころか全てのことがどうでもいい様に感じてしまう。過ぎれば何ともないのだが、生理期間が終わるたびに私はなんと無駄な時間を過ごしてたんだろうと後悔する。


結婚してからの改姓。旦那は、三人兄弟だけど男兄弟は一人なので、向こうの姓に私が嫁ぐのは仕方ないことだろうとは思う。でも、旦那には当たり前だと思って欲しくない。私だって出来れば旧姓が気に入っているし、アイデンティティの一つだからできれば変えたくない。選択的夫婦別姓が実現しておらず、将来子供が出来たことのことを考えると、どちらかが合わせた方がいいとは思うので、仕方無いのは承知。

でも、やっぱりしっくりこない。

これの一言に尽きる。職場で旧姓を使ってることでどうにかバランスを取ってるが、なるべく新姓を名乗りたくない。笑


筋トレ。私は、筋トレが好き、そもそも女性的な体があまり好きでない。男性に生まれたらまじでムキムキになるまでジムに通っていたと思う。結婚式とか、本当はドレスじゃなくてカッコいいタキシード着たい、色打掛じゃなくて袴着たい。スーツとかも、カッコよくジャケット着て、革靴履きたい。

、、、、と。もう、書き始めたらキリがない。

でも女性しか経験できないものもある。

お洒落や化粧とかは女性じゃないとね。あとは、妊娠、出産ができるのは女性の特権なんだろう。自分で産むのは人生感が変わる気がする。うん。あと少しで母親になる今でも実感湧いていないけど。(こんなことで大丈夫だろうか 笑)

柔軟に、しなやかに、生きられるのも女性な気がする。


妊娠して考えたことは、人間には変えられることと変えられないことがある。

産まれた環境、親、性別、持って生まれた能力。変えられないもの。

住む環境、付き合う人、考え方、鍛えられる体。変えられるもの。

これからは、女性として自分なりのアイデンティティの中で、生きる環境の中で、変えられるもの、生きたい自分を目指しながら、ゆっくり進んでいこうと思う。

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