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現実から目を背けることはどうやらできないみたい #15分note

今時の若い人たちは化粧したりもするそうだから毎日鏡を見るんだろうけれど、私くらいの世代は鏡を見る習慣なんてほとんどないんだよ。朝、出勤前に髪を整える時にチラッと見るぐらいで、全身を鏡に映してじっくりみる、なんてことはまずないね。

それが、まじまじと見ないといけない機会がこの前あったんだよ。

今年のお正月、ご多分に漏れず正月太りをしてしまって、それはまあいいとしても、これまでは普段の生活に戻ると体重も元に戻っていたのに、どうも今年はなかなか元に戻らない。戻りそうになっては土日にちょっと食べ過ぎたらまた体重が増えてというのを繰り返しているうちに、長男の結婚式の日を迎えてしまった。

新郎新婦の父は、モーニングをレンタルして着ることになっているので、当日は少し早めに式場に入って、お着替え室でお着替えするんだけれど、当然そこには全身が映る大きな鏡が!

だれ?このでっぷりしたお腹のおじさんは?!!

もう愕然としたよね。体重という数字ではもちろんわかっていたはずなんだけれど、実際に目にしてしまうと・・・

太っているという事実よりも、他の人にはこんな感じに見られている、ということに、愕然としてしまった。カーネル・サンダースの服を着たら賀来賢人より似合う自信あるよ。

社会人になるまでは、大食いのくせにやせぎすで、その頃体脂肪率を測っていたらきっとひと桁代だったんじゃないかというくらいガリガリだったのに。

これも”加齢”という無慈悲な仕打ちのせいなんだろうか。
うん、きっとそうだ、生活が自堕落だから、ではないはず!絶対に!

このトシになって、まさか真剣にダイエットに取り組まないといけないんだろうか。”痩せるパン”とかそういうのはないものか。

ひとしきり現実に抵抗はしてみたものの、パンツのゴム部分が裏返りがちだったり、ベルトの穴の位置がとうとう一つ変わってしまったり、足の爪を切る時にお腹が苦しくなったりする事実が、現実から目を背けることを許してくれない。

どう対処するか、ちょっとじっくり考えてみます。
(やらんのかい!)

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