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夏バテには甘いパンを

まもなく9月を迎え、ここのところ最高気温が30℃近辺まで下がる日も増えてきた沖縄。

とはいえ、まだまだ秋の気配は少しも感じられない日々が続く中、わが家のリビングのエアコンがついに昇天してしまった。

ひとまずの回避策として、いまは使うものがいなくなった、リビングに直結している元こども部屋のドアを開放して、エアコンを全開にしてサーキュレーターで冷気をリビングに送り込むという苦肉の策でしのいでいる。

壊れたエアコンは、設置からもう10年以上経っているので家電量販店お得意の10年無料保証ももう使えない。

まだまだエアコンのお世話になる日は続くので、本日はエアコン購入のための家電量販店めぐりの日となった。

エアコン担当の店員さんを呼びつけて、大阪出身の奥様の値下げ交渉がスタート。普通なら、どこどこのお店は○○円だったからそこまで下げて、と他店の価格を引き合いに出すものだと思うけれど、

「これ、いくらになる?」
「う〜ん、これくらいならなんとか……」
「○万円にはならんか?」
「奥さん厳しいっすねえ……ではこれくらいで」
「よし買うた!」

と、ただただ下げろの一点張りで大幅な値下げに成功。
来週の週末には新しいエアコンがお目見えすることに。

昔はこんなにガンガン食いついていく女性ではなかったはずなのに、これが大阪の女性なのか。ひょう柄の服だけは着ないでいてほしい。

今日は、外出ついでに、奥様のお供のものとして、ドラッグストアやスーパーその他のお買い物に随行。

あっという間にバテてしまった。

お店は当然のことながら、クルマもがんがんエアコンを効かせている。

なのに、クルマからお店へ、お店からクルマへと移動する間だけに浴びる沖縄の太陽のせいであっというまに体力が奪われてしまった。

帰宅するなり炭酸水をごくりとやり、ソファに横になって体力回復を図る。

その後ろから奥様の、

「クルマもずいぶん汚いから洗車せなあかんで。
 玄関先のオリーブの木も枝が伸び放題やから剪定せんと。」

という非情な指示が。

もちろん気づいてはいたけれど、この暑いさなかに洗車も庭木の剪定もする気にならず、もう少し秋の声を聞いて夕方が涼しくなり、作業しやすい日になるまで見て見ぬふりをしようと考えていたのに。

向こう1週間の天気予報を見ると、どうやら来週の週末はお天気が悪そうで、大雨でなければ作業するのにはよさそうである。

このままやりすごして、明日は先週お休みしたパン作りにいそしみたいところだけれど、うまくいくだろうか…..

明日作る予定のパンは、夏の疲れを癒すためのあまーいパン、ミルクフランス。
フィリングのミルククリームも自作しようと練乳を購入済み。

普段甘いパンはあまり食べないのに、甘いパンを作りたくなるのも夏バテの証拠なんだろう。この夏が去ってしまうまでの間は、少し甘いパンを作る回数を増やして疲れた体をいたわることとしよう。

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