見た目も大事 - シナモンロール
「ニッキ」って、ひょっとして今の若い人知らないのかな?
八ツ橋とかニッキ飴とか、浅田飴ニッキ味とか。
私はニッキがあまり好きではない。嫌いとまでは言わない。出されたら食べるけれど、自分からは選ばない、と言う程度。
なので、香りが似ているシナモンもあまり得意ではない。
それなのに、今日作ったパンはシナモンロール。
noteの街に開店したねこのてベーカリーは、自分が食べたいパンしか作らないなんてわがままは言わないのだ。それがパンである限り、果敢にチャレンジする。
年末に作った雪の結晶パンで使って余ったシナモンパウダーの消費のためでは決してない。
ということで、今日はシナモンロールに初挑戦。作り方自体は特に難しいパンではない。
パン生地作り
今回参考にさせていただいたのはこちらのレシピ。
副材料としてバター、卵、砂糖が入り、水の代わりに牛乳を使うリッチ系の配合。牛乳が入ると生地が締まるので、手ごねはやりやすい。ぷっくりまるまるした生地が完成する。
成形
シナモンロールの作り方の特徴は、成形。
普通のパンだと一次発酵後のパン生地を、作る個数分に分割して丸め、一つひとつを仕上がりのパンの形に整えていくのだが、シナモンロールの場合は、まず生地を大きく広げる。
そして、広げた生地の上にシナモンパウダーと砂糖を合わせたシナモンシュガーを塗り広げて、生地をくるくると巻いていく。だからシナモン「ロール」なんだよね。
あとは、巻いた生地を6つに切り分ければ成形は終了。
焼成
成形が終わったら、二次発酵を行って溶き卵を塗り、焼成。
今回のレシピでは、大人っぽいシナモンロールにするために(だと思うけど)、最後の5分はオーブンの温度を少し上げて焼き色を強めにつける。
はい完成。
トッピング
ではなくて、シナモンロールといえば砂糖を水でといてかける「アイシング」をするのが定番。今回のレシピでは、アイシングではなくクリームチーズにバター、砂糖を混ぜたクリームチーズフロスティングをトッピングする。
シナモンロールの専門店だとフロスティングが一般的なんだってね。知らなかった。
ちょっとゆるすぎたようで、生クリームのようにうず高くならなくて全然映えない写真になってしまいました。でも、砂糖だけじゃなくてクリームチーズやバターも入っているので、濃厚な甘味が大人っぽい。かなり甘いけど。
映える写真の撮り方については、今後の課題ということで。
シナモンがあまり得意じゃなかったけれど、自分が作ったからなのかおいしくいただけました。パン生地部分もふんわり仕上がってたしね。
奥様からも「悪くはないけどクリームはなんとかしろ」というお褒めの言葉をいただいたので、次回はクリームをもう少し硬めに仕上げて、映える見た目を追求してみます。シナモンパウダー、まだ大量に余ってるからね。
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