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パッション

 17ライブ金浜菜夏美さんが某有名作曲家の方から、代表曲である【7】、新曲【わがまま】を提供いただいた経緯について語った内容を記録したノンフィクションである。
 なるべくリアルな発言で再現したかったので、語り口調なのはご了承いただきたい。(2022年11月21日)

パパごん:最近甘々隊副隊長に就任したあるリスナーさんからのリクエストに答え【7】を歌唱した後のことだった。

「マジ~? 本当にいい曲? 【7】いい?」
パパごん:副隊長のコメントに気をよくした彼女が唐突に語りだした。

「これさぁ、ちょっと逸話語ってもいい?」
「この【7】がどういう風に出来上がったかっていうの初めて聞く方もいるかもしれないんでちょっと語らせて。」
「11月25日のライブに来られる方は7の予習ですね~。」
パパごん:ちゃっかり宣伝もはさむ。

「知っている方にとっては追加の話とかはないんだけど。」
パパごん:【7】のエピソードについては以前に聞いたことはあるけれど何度聞いてもいいものだ。

「この【7】を作るにあたって、私は ある作家さんにお願いしたんですよ。」
「その作家さんは、乃木坂46とか家入レオさんとかに曲を提供されてレコード大賞を受賞されてる方で、他にも中島美嘉さんとか本当に名だたるアーティストの曲を作ってる方で、その方の曲が私めちゃくちゃ好きで、この方の歌を歌いたいってなったんよ。」
パパごん:博多弁でしゃべる彼女に親しみがわく。

「もともと私、乃木坂46が好きだから、乃木坂46でたくさん曲を作っていて、この方の作る曲がめっちゃ好きってなって、あ~もうこの作家さんの曲を歌いたいと思った時には、もうメールを送ってた私。」
「その方の名前をTwitterで調べたら、お仕事のご依頼はこちらみたいな、DMじゃなくてメールアドレス書いてあったから そのメールに送ったんですよ私。」
「名前とこういう活動してる何とかですみたいな。まぁなんか色々ね。私はこういう経歴を持っていて、こういう活動していて、もう本当にこの曲を聞いて大好きになりました。だから歌いたいんです、っていう気持ちを全面に出して出したメールを送ったんですよ。」
パパごん:作曲家の方もびっくりしたことだろう。

「そしてすぐ返事が返ってきたの。私、福岡に住んでいるけど、その時たまたま東京にいて、今からお会いしますかみたいなメールを23時ぐらいにもらったんかな。東京にいるから行けますってメール送ったその日の日付が変わる前ぐらいに初めてお会いしたんですよ。その時にもう1回、 そのメール送った内容の詳しいこと、どういう思いで活動しているみたいなことをめっちゃ熱弁したんよ。」
パパごん:直接聞いて作曲家の方もまた驚いたことだろう。

「そして何か、バブ?ハブ?(多分パブ)、そういうところだったから。一旦ご飯食べようってなって、深夜まで開いてる居酒屋さんに移動したんや。そこで なんか私さ、本当に自分がやってきたこととか思いを話してたら泣けてきて。」
パパごん:それは作曲家の人もびっくりしただろうね。周りのお客さんから、別れ話かって思われたのなら申し訳ない。

「それを全部受け止めてくださったでしょ。それでぜひ作らせてくださいって、OKをもらったんよ私。」
パパごん:やっぱりすごいなぁ。

「パッションで、パッションでもらったのよ。パッションでぜひ作る、作るよって言ってくれて、そっから作ってくださったんですよ この【7】を。」
パパごん:パッション:熱情、激情、キリストの受難。
     熱を持って激しくキリストに迫ったってことか。(冗談)

「どこまで言ったっけ。で、作ってくれるっていうことになったのよ、その日に。その日からその方との関わりができたわけで、どういう曲がいいかとかもその時に話をして、私にまだオリジナルの恋愛ソングがなかったから、恋愛ソングが良くて、転調がある曲が良くて、とか色々注文したの。」
パパごん:自分の意見をはっきり言う娘です。

「早速制作に取り掛かっていただいて、2~3か月後にレコーディングすることになって、そこから何ヶ月後かに配信リリースして出したんですよね。【7】を。」
「だから 本当に【7】って私の、、、なんだろう、、、想いがめっちゃ詰まった曲なんですよ。曲を作ることに対して全部に言えることですけど、自分から行動したっていうところと、何の関わりもないところを自分から作りに行けたっていう。やっぱり想いだよ。」
パパごん:その通りだね。

「そこからその作家さんもよくしてくれて、2曲目を作っていただけることになったのが、【わがまま】っていう曲なんですけど、ちょっとアップテンポにしていただいて。」
パパごん:確かにバラードから一転してアップテンポな曲だね。

「これも同じ作家さんなんですけど。じゃあ、今度私が作詞してみたらって言われて、その方も作詞されてるんですけど、色々教えるからって言ってくれて、私が作詞して、私が大好きな作家さんに曲を書いてもらったコラボの曲がこの【わがまま】」
パパごん:有名作曲家さんとのコラボ。すげぇよあんた。

「結構 ストーリーあるでしょ。これ聞いたら。そう、1つの転機になった曲なんですよ。【7】はマジで。で【7】を17で歌って、めっちゃ
応援してくれる人が増えたの。」
パパごん:毎日配信頑張ってたもんね。

「私もオリジナル曲たくさんあるんですけど、まぁ転機になった曲だなって思います。」

音楽にかける強い想いを持って行動することで、素敵な出会いがうまれ、新たな繋がりや感動が生まれる。
これからも彼女のパッションから目が離せない。

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