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希望が続く勝利 第8節 盛岡対鹿児島

鹿児島県民160万人の鹿児島ユナイテッドサポーターの皆さん、こんにちは仙太郎です。4月に母が亡くなり、いろいろと忙しくしておりますので、短縮版でお送りします。

https://youtu.be/hzfzOeQF1F4

鹿児島の先発は前試合からの変更は1人で有田選手が外れ、藤本選手が待望の初先発です。
盛岡のほうは直近のリーグ戦からのスタメン変更は3人で、田代、桐、クリスティアーノが外れ、深川、チャンヒョンス、Dオリヴェイラが入っています。

盛岡対鹿児島 スターティングメンバー

全般的にはこの日の鹿児島は守備の強度が高く、前半は押し込んで圧倒できていたと思います。相模原戦の感想でも述べましたが、鹿児島は点は取れるので守備の強度が高ければ相手を圧倒する力はあります。それを実現できた前半でした。

岩手は基本的にCBが開いてショートパスをつなごうと見せかけますが、そこへ前プレスをかけようとすると即座にロングボールを蹴りFWの強力外国人選手の個人能力を活かすか、こぼれ球を拾い一気に相手ゴール前に迫るのが基本的なビルドアップ時の戦術になります。

ただ鹿児島はボールの出どころにもプレスを掛けられていて、正確なロングパスを蹴らせなかったですし、中盤での守備強度も高く盛岡に自分達のサッカーをさせていませんでした。

そんな中から前半にセットプレーから2点を先制します。鹿児島が先制してからは盛岡がボールを持つ時間も長くなりますが、鹿児島の守備強度が高かったので安心して見ていられましたね。

 2点目も藤本選手のプレッシャーから相手DFがパスミスをして得たCKからでした。藤本選手は寄せるスピードが速いので、相手のDFからしたらかなりの脅威だと思います。

後半は盛岡に押し込まれる展開が続きましたが、今度は鹿児島がDFラインを低い位置に設定。盛岡のロングボールを攻撃を封じて、彼らがあまり得意ではないボールを保持した状態での攻撃を強いていました。

こうなると攻撃的な選手の個の力が必要になるのですが、D・オリベイラ選手に対しても岡本選手が苦労しながらも対応できていましたし、何度か決定的なピンチもありましたが、体を張って守れていました。

なにより2-0でリードしている場合は、中途半端に攻撃に出て不用意な形でボールを失いカウンターを受けるのだけは防がなければいけないのですが、それも少なく安定して守れていました。

DFラインを下がることで、これまでも何回か指摘しているDFラインを下げるのが遅れて、裏のスペースを一気に使われることがなかったことも良かったですね。

先発に関して言うと現時点ではこのメンバーが一番安定していると思います。攻撃だけを見れば圓道選手もいいのですが、守備面も考えると福田選手のほうがいいかと思います。

ただGKに関していると、個人的には大内選手の方がいいと思っています。横浜選手の最後の最後で追いつかれた試合以後、松山選手が起用されています。確かに横浜戦で最後前にボールをこぼさなければ同点ゴールはなかったのは確かですが、あのゴールは分析したとおり大内選手だけの責任ではありません。

二人のプレーを比較するとキャッチングやステップに関しても大内選手の方がいいと感じることが多々あります。なので松山選手が3失点したからダメとか、失点ゼロだったからいいといかという話ではなくて、大内選手を起用した方がいいと個人的には思っています。

ともあれ今シーズン、アウェーで初勝利で初の無失点試合となりました。鹿児島は点は取れるので、あとは守備の整備だけです。問題はこの守備強度を毎試合できるかどうかですね。盛岡という涼しい場所での試合だったこともあるでしょうし、今後暑い季節になってくることもあります。なので高い強度の守備を安定して出すには、ある程度ボールをポジションする必要もあるでしょう。今後の鹿児島の成長に期待したいですね。

それでは次の試合は、ホーム白波での北九州戦になります。
GWなので満員のサポーターで盛り上げたいですね。
「チェストー!鹿児島ユナイテッド!」

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