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善意を組織に委ねる

たびたび見かけるTV-CMで、unicefは月々5、000円の支援が「毎月、助産師が介助する安全な出産5回分の支援、あるいは、保健員が地域の母親たちに保健・衛生指導を行うための教材3セットに変わります」という。

…そうかもしれない。

それは事実としても、5、000円の中から余剰な人件費や贅沢なオフィス空間を維持するための経費が差し引かれていて、それがなければシエラレオネにもっと多くのものが届けられるのかも。

(支援にほとんど興味のない賃金労働者が働いているのかもしれないし)

僕らにとって大きすぎる組織は、その活動が善のものであれ、悪のものであれ、大きな闇がつきまとう。

一方、たったひとりでもシエラレオネにできることは「ある」というのが「今」という時代。本気でやろうと思ったら、たった一人でもやる、やれる…やっぱり、その方が健康なんだろうな。

(シエラレオネではないが、日本で資金を蓄えたり、支援を集めたりして「一人支援」を続けている友人がいる)

unicefはグローバルな組織だが、そのグローバルがシエラレオネという状況をつくっているのかもしれないし。

再考した方がよさそうだ。

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