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村上春樹のリアルなセックス描写
最近、村上春樹さんの小説『ノルウェイの森』にドハマリしています。
私が特に好きなのが、エロティックなシーンの描写です。(エロがメインテーマの小説ではないのですが笑)
幼馴染の男女のセックス、女児(レズ)が大人の女性をイかせたり、大学生が30代の女性との営む展開になったり、本書にはさまざまな形でセックスが表現されています。
そのエロ描写をちょっとシェア。
” 僕は彼女の腰を抱き上げてずっと奥まで入ってから体をまわすようにしてその感触を味わい、味わい尽くしたところで射精した。”
村上 春樹『ノルウェイの森 下』(講談社文庫、2004年)
”奥まで入ってから体をまわすようにしてその感触を味わい”っていうのがなんともエロいので、こっちまで気持ちよくなってしまいました笑
こんな感じで、他にもあらゆるタイプのエロ描写があります。
文字だけでエロスを伝える。さすが世界の村上春樹だなぁと感心しました。
村上春樹さんの小説を読んだのは『ノルウェイの森』が初だったのですが、不思議なくらい、一気に世界観に入り込めました。エロの他にも、話の中に昭和時代の社会描写や音楽が出てくるのもノスタルジックです。
不思議で、ちょっとエロティックな世界に行ってみたい人に『ノルウェイの森』はおすすめです。
小説が面白かったので、映画版『ノルウェイの森』もみましたが、小説の描写と比べれば、エロティックなシーンがあまりなく、いまいちでした。ただ、小説の世界観が映像となっていて、昭和の学生の文化を感じ取ることができたのはおもしろかったです。また、ビートルズの曲「ノルウェイの森」が流れてくるのもよかったです。
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