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闘病中に心の支えになったもの

癌治療はとても長く辛いことも多かったので何度も心が折れました。不安や心配事も多く気分が落ち込むことも多々ありました。そんな時に私の心の支えになったものをご紹介します。

日本のアニメはすごい

私は闘病中ずっとAmazonプライムでアニメを観ていました。今まで漫画やアニメをあまり見てこなかったのですが、面白いアニメが多く夢中になって観ていました。特に好きな作品は『夏目友人帳』『呪術廻戦』『鬼滅の刃』『チェーソンマン』でした。気分が落ち込んでいる時でも、好きなアニメを観ると元気になれました(炭治郎が頑張ってるから私も頑張らなきゃ(ง •̀_•́)ง)。

大食い系YouTuberの飯テロ動画

抗がん剤治療中、食欲がなくなった時に大食い系YouTuberの動画を見て元気をもらっていました。
高級お寿司の食べ放題や、大量の揚げ物をサクサク音を立てて食べる姿がとてもよかったです。元気になったら絶対コレ食べよ!と思いながら見ていました( 'ч' )ŧ‹"ŧ‹"。

入浴剤を使ってリラックス

LUSHのバスボムやSABONのバスソルト等ちょっといい入浴剤を使ってお風呂時間リラックスするのも気分転換になってよかったです。

友人とおしゃべり

お互いのことを良く知っている仲の良い友人とのおしゃべりは良い気分転換になりました。おしゃべりすることがストレス発散にもなりました。

趣味に没頭する

私はガーデニングが趣味で、土いじりがとても楽しくて癒されていました。庭をディズニーのようにしたくて頑張っていました笑
趣味に没頭している間は、嫌な事を忘れることができました。

癌になった方々との交流

Twitterやインスタ、通っていた病院の交流会で癌になった方と出会う機会がありました。皆前向きに治療しており、自分も頑張らなきゃと思わせてくれました。同じ悩みをもつ方との会話はとても楽しかったです。
また、Twitterやインスタでは闘病中ではない方からの応援コメントもいただけてとても元気づけられました(出会いっていいよね( ¨̮ ))。

過去の自分からのエール

私は癌治療中に中小企業診断士の2次筆記試験(注)を受けていました。そしてその試験の合格発表が私の手術の翌日でした。
受験当時はちょうど癌宣告をされた時だったのでメンタルはボロボロ。とりあえず受験はしたもののどうせ落ちているだろうと思っていました。
手術翌日、辛い身体を動かしてネットで合格発表を見るとなんとそこに私の受験番号があったのです。何かの間違いじゃないかと信じられず何度も何度も番号を確認しました。
……まさかの合格!?
病院のベットの上で1人喜びを噛み締めていました(こんな奇跡が起こるなんて!!)。
そして癌宣告からずっと落ち込んでいた気持ちが、パッと晴れていきました。何事も最後まで諦めてはいけないよ、と言われた気がしたのです。
過去の努力した自分に助けられた出来事でした。
(この後運良く口述試験までに退院でき、急いで試験対策をし受験もでき無事診断士試験に合格できました)

※注:中小企業診断士は企業の経営に関わる知識を横断的に身につけることができる資格です。試験は1次試験と2次(筆記・口述)試験があり最終合格率は5%程と言われています。私は1次試験合格後に癌が見つかり、2次試験は癌と戦いながら受験しました。

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