菊池章生

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四月の展示の反省

四月の展示の反省 2023/05/04 「アート・イン・かいにょ苑」および「新創造の会・春展」を振り返る 1. 準備不足と不完全燃焼感 ○スケジューリングの甘さ 制作の締め切りをきちんと考えていなかったため、材料の発注や会場の確認・展示構成の検討に不十分な感があった。→きちんと決めてカレンダーに書いておく。 ○広報不足 SNSの活用及びフライヤー・DMの配布、もっとできたはず。→メモにリストアップしておく。ハッシュタグは事前に用意してメモしておく。 ○知識・経験不足 会

    • 展評と感想2「至高の精神展 総集編 PART.4」(砺波市美術館)

      ども、久しぶりに砺波市美術館に行ってきました。空間の使い方が広々とした立派な建物ですね。けっこうつまづくけど。 「至高の精神展」は砺波市美術館の開館以来つづけられている、旺盛な活動を続ける美術作家を取り上げる展示とのこと。このような活動がしっかりと行われつづけているのはありがたい。 今回は総集編ということで、今まで取り上げた作家から尾崎真理・高島圭史・野村瑞穂・横山丈樹・川原和美の作品が会するものだ。 会場に入ってまず感じたのは、空間の使い方のぜいたくさだ。今回はかなり大

      • 展評と感想「faction」

        アートハウスおやべ(富山県小矢部市)にて2022/12/17-2023/01/17の日程で行われた展示会「faction」についてつらつらと。 「faction」は、アートハウスおやべが主催する「アートの実験空間」シリーズの一環として行われた、富山大学芸術文化学部複合領域メディア表現研究室による展示である。 分類するならばメディアアートということになろうと思うが、もう少しひろく、「芸術展」として語ろうと思う。 先にざっくりとした印象を言うと、「若干新鮮ではあったが、完成

        • 菊池と虐待について

          虐待。精神科医はそう言った。 父からされた嫌だったこと、強く記憶に残っていることを書き出して病院に持っていき、見せたらこともなげに。それは虐待だねと。 意外だったし、意外すぎてまあでも典型的なそれとは違いますよねみないなことを言ったら、典型的なそれだと思うと言われる。 さすが専門家は違うなあと驚いて、そのあと友人にラインをしたら、虐待じゃなければ何だと思ってたんですかと逆に驚かれた。信じられないといった様子だった。 わからなかった。年齢は26?27?のときのことだ。(私の記憶

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          ライブ配信、未経験者はやめたほうがいいという話

          最近、ちょくちょくライブ配信の仕事をお受けしている。 音楽の公演とか、対談とかをネット上でリアルタイムに配信するアレだ。 コロナ禍とか情報化とかで需要が高まっている気がするが、 まだまだハードルの多い行為だなあと感じている。 パソコン使えるしググったらできる、というものではない。 安定性の確保と機材の多さが、ライブ配信の最大の問題だと考えている。  安定性に関しては、個人で使用するような機材はやはりトラブルが起こりがちだという話になる。 インターネットを介した配信では当

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