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【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 24.07.2024
Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine - 24 July 2024.#StandWithUkraine 🇺🇦
— Ministry of Defence 🇬🇧 (@DefenceHQ) July 24, 2024
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UPDATE ON UKRAINE, 24.07.2024
日本語訳
2024年7月7日にウクライナ軍が、ヴォロネジ州セルゲイエフカ付近に位置するロシア軍弾薬保管施設の一つに対してドローン攻撃を行ったことが、公開情報によるレポートによって明らかになっている。この攻撃の結果、囲いが設けられた露天エリア内に保管されていた弾薬・装備に加えて、施設内の建造物がほぼ完全に破壊された。
この出来事は、約9平方kmの範囲をもつと伝えられていた保管施設における、一大損失といえる。この保管施設は、さまざまな種類の地対地用弾頭を保管していただけでなく、前線兵員用の小火器も保管していた可能性が高い。今回の件によって、すでにロシア側の頭痛のタネになっている兵站網はさらに延伸され、ウクライナ軍による空爆の脅威が続くことから、よりいっそうの分散化も強いられることになるだろう。この件がはっきりと浮き彫りにしたのは、ウクライナとの国境から80kmほども離れた、稠密な多層防空態勢がご自慢の地域に位置する重要地点を、ロシアは相変わらず防護できないということだ。このような問題点が、念入りに計画される新たなウクライナ軍空爆による、さらなる損失を招くことになるのはほぼ間違いない。
ロシアが採用している消耗戦戦略、これは自軍兵士の生命をほとんど考慮に入れないものだが、この戦略を考えると、ロシアに上述のような損失を許容できる余地はない。消耗戦アプローチに必要なのは、莫大な数の砲弾だ。ロシアの国防産業が前線での需要を満たすのに苦労しているため、ロシアは現在、砲弾の供給に関して、同国に友好的な、限られた数の外国に依存している。
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