見出し画像

【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 11.08.2023

日本語訳:

  • 2023年8月7日、ベラルーシ国防省は、第6独立親衛機械化旅団(6SGMB)がポーランドとリトアニアの国境に近いベラルーシ北西部のグロドノ地域で演習を実施する旨の発表を行った。

  • 国防省の発表によると、演習はウクライナでロシア軍が得た教訓を取り込むことを意図しているとのことだ。現実的にあり得る可能性として、訓練の役割を担うワグネル・グループの指導要員が少数、ベラルーシ軍部隊に加わることになるというものがある。

  • このような特定の演習は、ベラルーシ軍の定期的な演習周期に含まれる一つの演習である可能性が極めて高い。6SGMBの拠点駐屯地はグロノドにあり、この部隊が各種支援部隊を伴って現在配置されている可能性は低い。なお、支援部隊は6SGMBが戦闘即応態勢をとるのに必要なものだ。そうであるにも関わらず、ロシアがベラルーシ部隊をNATOに対抗する姿勢をとっているものとして喧伝したがっているのはほぼ間違い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?