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【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 10.02.2024
Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine – 10 February 2024.
— Ministry of Defence 🇬🇧 (@DefenceHQ) February 10, 2024
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日本語訳
2024年1月31日、クリミアにあるロシア軍のベルベク空軍基地に対してウクライナは攻撃を行い、レーダー指揮管制施設がある掩体壕を破壊するに至った。これによって、黒海地域における航空行動を調整するロシア軍の能力が低下し、すでに過負担な状況のA-50「メインステイ」航空機への依存が増すことになるのはほぼ確実で、それに加えて、航空作戦の指揮要員として登用可能な訓練済み人材プールも損なわれることになるのもほとんど間違いない。
ロシアの航空任務に関するドクトリンは、航空部隊の行動調整任務に関して、ベルベク基地のような地上の管制基地への依存度が高い。これは戦闘機の運用に関して特にそうだ。現在の戦闘任務において、この状況はとりわけ一般的になっている。なお、目下の戦闘任務に関していえば、空中領域は両軍が競合している状態であって、ますます複雑な状況になっている。
ロシア軍パイロットも地上要員も現在、ウクライナ側の作戦に対処することを求められた結果、戦闘に伴う疲労に苦しんでいる。極めて重要な指揮統制結節点にさらなる攻撃が加わった場合、この負荷が増していくことになるのはほぼ間違いなく、ミスや誤った判断を招く可能性が高まっていくことになると思われる。
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