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【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 16.05.2024
Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine – 16 May 2024.
— Ministry of Defence 🇬🇧 (@DefenceHQ) May 16, 2024
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Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine – 16 May 2024
日本語訳
ロシアによる侵略から2年後の今でもウクライナ経済は強い回復力を保っている。ウクライナのエネルギー関連インフラがロシアによって攻撃されているにもかかわらず、2024年のウクライナの実質経済成長率は3%台になると見込まれている。このことは、ウクライナ経済が2022年に約29%縮小したのちに、戦時下で回復傾向を続けていることを示しており、昨年の2023年は5%の実質経済成長率を示した。なお、これらの数値は国際通貨基金(IMF)によるものである。
ウクライナ国立銀行(NBU)[*注:ウクライナの中央銀行]は、2024年の年間インフレ率予想を8.2%に修正したが、この数値は以前の予想である8.6%から下がっている。ウクライナのインフレ率は、2024年3月に年ベースで3.2%へと下がっており、2022年の26%超というピークに達して以降、インフレ水準の低下傾向は強まっている。だが、2024年後半にインフレ率が上がる可能性は高い。昨年の豊作、継続的な消費回復、戦時下でのビジネス・コスト上昇が相互干渉する効果を、NBUは予測している。
ウクライナの経済状況が継続的に改善していることによって、NBUが基準貸付利率を段階的に低下させることができているのはほぼ間違いない。2024年4月末にNBUは基準貸付利率を、2024年3月に設定した14.5%から13.5%に下げた。そして、この利率は戦時下のピークだった25%を下回っている。
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