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【SNS投稿和訳】ウクライナ予備役将校によるアウジーウカ情勢概要 (2023年10月16日時点)

はじめに

本記事は、上記リンクのX連続投稿の日本語訳である。投稿者のTatarigami_UA氏はウクライナ軍予備役将校で、ウクライナ戦況の分析等をウェブ上で発信している人物である。なお、この記事で用いた画像は、Tatarigami_UA氏の投稿から流用した。


日本語訳

2023年10月16日時点でのアウジーウカ情勢概要。

  • ロシア軍は攻勢初期の数日間で進撃できたにも関わらず、アウジーウカ北方での持続的な戦力展開に失敗した。

  • ロシア軍は石炭屑廃棄場の持続的な支配ができていない。

  • 南西翼方面から良い知らせがあらわれている。シェヴェルネを抜けていく突破の試みを何度も繰り返したにも関わらず、ロシア軍は甚大な損失を被って、後退せざるを得なくなった。これはとても重要なことだ。それというのも、アウジーウカへの兵站にとって、西方翼は極めて重要な役割を担っているからだ。

多数の撃破された車両に関する報告は正確なものであるが、強調しておきたいのは、これらの破損車両のなかには、数カ月前からそこにあったものがあり、なかには数年前からというものさえあるということだ。そうだとはいえ、この損失が甚大なものであることには変わりなく、ここ数日間の戦闘の激しさを一定程度、低下させる結果になった。

ここ最近撮影された衛星画像と撮影地点が特定できる動画が明らかにしていることは、敵軍がアウジーウカでのアプローチを変えつつあるということで、激しい砲爆撃に頼るようになっている。結果、この都市のインフラ及び住宅建築物への被害が広がっている。

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