日記:面接った

6/20

8時起床。今日は面接の日。なんだかんだ初めての対面面接。憂鬱。

13時45分からなのでそんな焦ることはない。けど、余裕を持って行動。久しぶりにスーツを着る。なかなか似合ってるんじゃないかしら。いつもネクタイの結び方忘れちゃってないかなと不安になりながら結び始めるけど当たり前のように綺麗に結べる。中高で体に染み付いたらしい。人間おそるべし。



大の苦手なのに何故か全くやってなかった面接練習を直前になってやっと始める。YouTubeにある優等就活生の模擬面接をお手本にし自分の話に置き換える。頻出質問に対する受け答えを暗記し口馴染もよくしたら、ひとり面接シュミレーションをする。面接官役もやる。敢えてちょっと圧迫面接っぽい設定にすることで本番のハードルを下げる。


親がくれたけど全く使ってなかった就活用カバンの初登板。結構たくさん入るなと感心。けど、持ち方はどれもしっくりこない。


家を出る時間直前に革靴を履かなければならないことに気づく。急いで履く。成人式ぶり。カッチカチで履きづらすぎだろ。

家を出て2分くらい歩いたところでスーツ、革靴に白靴下がやっぱ全然合ってないなと思い履き替えに帰った。時間的にギリギリの判断だったので焦った。


わかりきってたことだけど、この時期のスーツは暑すぎる。この文化が許容されてはならない。日本人よ目を覚ますのだ。



電車内では受けに行く会社用に色々書いたメモを見たり脳内で面接練習をしてた。




会社最寄り(厳密には違う)駅着。いつなったかは忘れたけど、この時点では既に靴擦れを起こしてた。痛い。辛い。もうやだ。帰りたい。と思いながら20分くらい歩いて会社に着いた。思ったより分かりづらくて一回通り過ぎてた。同じく面接に来たであろう女性に2、3歩遅れて入館した。


ロビーで受付を済ませたらそのすぐ横にあった簡易的な間仕切りで作られた個室に案内された。そこに面接官がやってきてすぐ面接が始まるのかと思ってたら違ったらしい。ただの待合室。


面接開始予定の時間まで10分くらい時間があったので、ここで本当に直前の詰め込みをしようとした。カバンからファイルを取り出しそこに書かれたメモに緊張でボケた目のピントがようやく合った瞬間、扉がノックされ顔を出した受付の女性に「ちょっと早いけど、もうできますがどうします?」と聞かれた。一瞬迷ったがこういうところも観られてるかもと過剰な就活生意識があったので「是非!」と笑顔で返した。



エレベーターで面接室があるフロアまで行くと、そこにも簡易的な受付があった。そこには普段は別の業務を担当してるであろう男性がひとり受付役をしてた。その人が就活生の緊張を解そうとしてくれてか結構フランクだったので、そこで3~4分雑談をした。これはすごく良かった。120%だった緊張が100%に下がった。



「心の準備ができたらいつでも行っていいよ」と言うから「まあガチガチに緊張してるけどいつ行っても変わんないっすよね」と返して入室した。



面接った。10分くらいで思ったよりあっさり終わった。だから手応えとかは無いんだけど、悪くはないのではないかという。というね!


退室してさっきの受付の人に感想を結構正直に話した。


退館して時間を確認したら本来自分が面接を開始する時間に自由の身になってた。



暑さと緊張で汗だく。汗染みと靴擦れを気にしながら駅へ。電車の到着を待つ間にジャケットを脱ぎネクタイと第1ボタンを外した。熱気とか緊張とか悪いものが一気に外に飛び出していった。



車内の子どもたちを見ながら、まだ俺だって座席に後ろ向きで膝立ちして車窓から見える景色を眺めてたいのになと思った。



明日の夕方までに合否が出るらしいのでドキドキ。



なんか過去の自分がストイックだったので夕方からバイトが入ってた。恐ろしい。

バイトは久しぶりの人と被ったくらいで何事も無い。



適度に夜更かしして寝る。寝ないと不安で押しつぶされそうなので。





おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?