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2年前Queenにはまった日

こんばんは、らりほです。

寒い日々が続きますね…。窓を開けると凍えるような風が吹き抜けます。

私は『気温』や『空気』で昔の記憶がよみがえることがとても多いのですが、今日の外の風の匂いでふと現れた思い出のアルバムについて書きます。

Bohemian Rhapsody: The Original Soundtrack (2018)です!

このCDは2018年秋ごろに公開された映画『ボヘミアン・ラプソディ』のサウンドトラックです。

『ボヘミアン・ラプソディ』はイギリスのロックバンド・クイーンのボーカルだったフレディ・マーキュリーに焦点を当て、1970年のクイーン結成から1985年のライヴエイド出演までを描いた伝記映画です。(wiki)

たまたま観た映画がすべての始まりだった

なんとなく一人で街に出て、ちょっとおしゃれなカフェに行って、ふらっと映画を観て帰りたい。誰にでもあるそんな日のこと。

何か良さげな映画ないかな~と映画館に立ち寄ると、公開中の欄にこの映画を見つけました。

Queenは有名なCMソング何曲かを知っている程度でバンドメンバーや俳優の名前はほとんど知りませんでしたが、当時洋楽の知識不足に悩んでいた私にはうってつけの映画!そう思いチケットを購入し、鑑賞しました。

それがすべての始まりでした。

楽曲のロックでクラシックで力強くて艶やかな雰囲気、メンバーの演奏やその個性、制作へのこだわりや考え方、一瞬で引き込まれ、はまりました。

気が付けば6回ほど鑑賞し、極音上映や応援上映にも足を運びました。
SNSをフォローし、特集雑誌を買い、グッズを買い、1年後にQueen+ADAM LAMBERTの来日公演にも行きました。

SNSには同じように映画からはまった人もいれば、バンド活動期からの熟練ファンの方が映画で語られていない情報や裏話を語っていたり…と、とにかく大騒ぎで楽しかったです。

Queenの楽曲に浸った日々

最初はとにかくこのサウンドトラックを聴きまくり、次第に過去の作品を片っ端から聞くようになりました。

実験的なサウンド、ジャンルに囚われず新しい音楽を追求し、キャッチーで美しいメロディ。当時の私には衝撃の連続でした。

今日のような寒い冬、バイト先の見知らぬ工場へバスに揺られていく途中にも聴きました。

特に好きな曲6選

順番がぐちゃぐちゃですが特に意味はありません!思いついた順です

Killer Queen - Sheer Heart Attack(1974)

これは外せませんね…!一時期この曲のベースを必死に練習していたらその楽譜に思い切りお茶をこぼしてダメにしてしまった思い出が蘇ります。

艶やかなピアノと特徴的なギターサウンド、分厚いボーカルコーラス。思わず拍子に合わせて歩いてしまうような軽やかさと、絶妙なボーカルラインのちょっとキケンな感じがとても大好きです。

'39 - A Night At The Opera(1975)

来日公演で生で観たんですよ、この演奏を‥‥!
カントリー調の優しいサウンドに乗せられる温かいボーカルと、哲学的な歌詞が本当に素敵です。途中の高音コーラスも美しくて、宇宙空間が広がっています。

Bohemian Rhapsody - A Night At The Opera(1975)

まさに人生を変えた一曲です。イントロのハーモニーから心がギュンとなります。音の重ね方が本当にきれいで素晴らしいです。
その挑戦的な構成は度々話題になりますが、オペラパートの鬼気迫る感じからいきなり解き放たれるハードロックは一生飽きることがないと思います。
一番大好きなのがアウトロで、ピアノ一音一音の音選びにすべて持っていかれます。この切ないような、でも温かいような感じ本当に好きなんです。

Liar - Queen(1973)

ライアー!!!
このカウベルの音に救われました。
6分という長尺の中でドラマチックに展開されていく曲調と表情を変えていくボーカルが大好きです。途中のカウベル刻みとコーラスの掛け合いの好き勝手やっている畳みかけとそのあとのベースソロ!!!!かっこよすぎる!

In Only Seven Days -Jazz(1978)

ほんっっとうに好きなんですこの曲・・・・!!!
ポップな曲調なんですが歌詞やボーカルは切なげで、気持ちの良いコード進行にStrings…かと思いきや聞いたことのないような音を出すギター。2分半の短めな曲ですが、精神が参っている時に何度も助けられました。

Stone Cold Crazy - Sheer Heart Attack(1974)

最高にかっごいい!!!!!そんな一曲です。
高速BPMに畳みかける早口ボーカル、凄まじいインパクトが駆け抜けます。
でも乱雑ではなくてどこか上品なのもこのバンドの魅力だと思います。この曲を聴かないと起きれない時期がありました。

考えてみれば、とても6選にはできませんね…各アルバムから6選でようやく足りるくらいです。

その後・・・

Queenにどっぷりとはまった後、そのままブリティッシュロックの海へと流れていきました。そしてここで初めてまともにThe Beatlesを聴き、The KinksやThe Whoにはまり…という道を歩み始めます。

この辺りはまた後日語るとして…
今日久しぶりにQueenを聴いたせいで無限ループが止まらず作業が進まなくなってしまいました。どうしましょう。

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