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テニスコートの老夫婦に自分と妻を重ねた。

通勤ルートにテニスコートがある。
テニスコートが見える交差点で赤信号に引っかかり、少しの間眺めていた。
ひと組の老夫婦と思われる方々がテニスをしていた。

奥様は初心者のようだった。
旦那さんが一球一球手出しでボレーを教えていた。コーチである旦那さんは熱を帯びてきたのか身振り手振りで指導していた。
ボールを拾いにいく奥様の表情は生き生きしていた。

私は妻とこれがしたいのだ、と思った。
テニスにこだわっているのではない。何かを教えてあげたいわけでもない。
初めての体験を共有したいのだと思った。一方が経験していて、もう一方が未経験でもいい。両方が未経験でもいい。
その新鮮さを妻と分かち合いたいのだと思う。

妻が最近ハマっているアイドルを教えてもらうのは楽しい。
DVDを購入したのが届いたそうだ。今日はそれを見ることになるのだろう。

私が最近購入したモンスターハンターは妻と出来たら、と常々思っている。
そのためにはもう一台Switchを購入しなければならないのがネックだ。

ランクルが欲しいと先日書いたが、その試乗に一緒に行ってもいいかもしれない。

2人で分かち合いたいと思うことは尽きない。
こういうことを思うあたり、妻のことを愛しているのだろう。
子どもはまだいない。欲しいと強く思っている。
その一方で、妻と2人だけの人生もいいのではないかとも思っている。2人で働いて、2人のためにお金を使って、2人で同じ経験を積み重ねていく。
そういう人生も楽しそうだ。

まだまだ先だが、年齢を重ねた時には今日見た老夫婦のような2人になっていたい。

しばらくはまだ2人で生活することになりそうだ。
もっともっと妻とのふたり暮らしを満喫したい。

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