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勢いって大事ね。

サンシャイン池崎のYouTube動画がおすすめに挙がってきた。
それは中川翔子とのコラボ動画で、3分間でスラムダンクを演じるというものだった。

スラムダンクが好きなのもそうだし、この短縮再現は個人的に好きなので何気なしに見てみた。普通に笑った。
こんなネタは常人ならば考えつくことはない。失礼な言い方だが、練りに練られたものではないように感じられる。そういうように思わせて実はかなりの時間推敲を重ねられていたのであれば、それはそれですごい。

周到に考え抜かれたものよりも、場当たり的ではあるがその勢いを利用して駆け抜けた方が爆発力がある場合もある。
最近はそれを感じることが多くある。新型コロナウイルスが、いわゆる「夏休み期間」を経て爆発的に増加した。この時の不安感は、ウイルスが世界に蔓延し始めた頃に似ているように思う。世界的にロックダウンが行われ、日本も自粛や在宅ワークなど生活形態の変化を余儀なくされた。

誤解を恐れずにいうが、実は私はその期間が少し好きであった。
先行きの見えない不安はあるし、コロナ禍によってできなくなってしまったことや我慢させられたことも多くある。
しかし、仕事を縮小せざるを得なくなったことによりプライベートの時間が増えた。そこの束の間の休息を感じられた。

それだけではない。好きだったのは変化が起きたからだ。
今まで通りのあり方では立ち行かなかないため、新しい事業形態を考え出す作業が楽しかった。今まで知らなかった世界に足を踏み入れているような感じで、刺激があった。
そしてそれは、周到に練られたものではなかった。トライ&エラーを繰り返しながら修正を行なっていった。その場当たり的な、しかし建設的な取り組みが楽しかった。そこにマンネリは一切なかった。

一度落ち着き始めた新型コロナウイルスも、以前にも増して困難な状況に陥ってきている。自分がいつ罹患するかもわからない。
「〇〇でコロナが出たらしいよ」この言い方は大嫌いだ。これについては話が逸れるので、別の記事にしたいと思う。

話は戻すが、不穏な状況は続くが2年ほどかけて培ったノウハウも持ち合わせている。それをうまく活用しながら切り抜けていきたい。ただ、そのままの流用は無理だろう。初期の自粛ムードには現在は耐えられない雰囲気になっている。日常的な生活は維持しつつ、しかも人員の流動は抑えられるようにしていかなければならない。世間の一体感のある自粛はない。
マイナーチェンジを繰り返していかなければならない。そこには勢いが大事だと思う。先のことなんかわからないし、どう考えてもメリットとデメリットは存在する。完全な答えなどあり得ないのだから、腹を括ってやるしかない。

うまくいかなければ直せばいい。
そう思えない人が多いのも事実だが。

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