日本の在来、主に北海道で農家の自家用に代々作られてきた在来種の豆【べにや長谷川商店】@11/7 FOOD ART STATION
今回のテーマ「Passing Trains 日々の落とし物」。暮らしの中で当たり前に存在する麦、米、豆などの穀物を中心に、食べ慣れてしまっているが故に考える機会の少ない食材にフォーカスをあてようという試みの中で、
「豆」というキーワードから、在来種の豆を販売している、べにや長谷川商店さんに参加いただくことになりました。
べにや長谷川商店
北海道遠軽町で昭和元年創業の豆の卸と小売りを営んでおり、日本の在来、主に北海道で農家の自家用に代々作られてきた在来種の豆を販売しています。
日本の一般市場には出回っていない在来種の豆の多様性と豆のおいしさをお伝えします。
Focus
主に北海道の在来種の豆
その土地で代々農家が自家採取でつないできた、在来種の豆を扱っています。そして作物だけでなく食べ方を含めた、その地域の伝統や生産の背景、生産者と作物にまつわるすべてを大切にし訴求しています。
北海道遠軽町近郊で農業暦40∼50年以上のベテラン農家が、毎年毎年だいじに在来種の種をとり、豆をつくり続けています。その土地その土地で、長年はぐくまれてきた食文化とともに残念ながら、在来種は絶滅の危機に瀕しています。
べにや長谷川商店では、日本各地に眠る在来種の豆をはじめ、さまざまな作物を発掘し紹介するととも、在来種をつくり育ててきた人たちを取材し、大切にはぐくんできた暮らしを紹介しています。
当日は、約25種類の豆が並ぶ予定です。黒豆や大豆、紫花豆など身近な豆に加えて、普段お店では出会わない、初めて名前を聞くような種類もたくさんあります。
古くは緑肥作物として栽培されていましたが、時の経過とともに栽培されなくなった品種。田圃で麦の輪作作物として作付けしており、小粒で病気に強く、皮は黒く中身は緑色の珍しい豆です。
北海道の南、厚沢部(あっさぶ)町の農家が代々つくっていた在来種。
かし小豆が不作だった年、小豆のかわりに餡の材料に使われたといわれています。比較的収量もあり、ご飯といっしょに炊くビルマ豆ご飯は北海道の郷土食です。
青葉区のべにやビスでは、お豆の料理教室や、在来種についてや、郷土食についての講義やイベントが開催されています。
初めて出会うお豆も、使い方やその文化に触れていくと、普段の食卓にも取り入れやすいですね。
作り手の高齢化や、後継者不足など課題も大きい在来種の豆。
私たちが食べる事で、生産者を支えることにも繋がります。
その土地で長い間つくり継がれてきた豆の魅力を、ぜひこの機会に感じていただけたらと思います。
* べにや長谷川商店 は、会場 A.かいだん広場 のブースになります。
shop info
べにや長谷川商店
北海道紋別郡遠軽町寿町2-14
べにやビス 横浜市青葉区美しが丘5-34-1
web http://www5c.biglobe.ne.jp/~kiyomi65/
べにや長谷川商品あつかっている品々ショップ
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FOOD ART STATION Passing Trians- 日々の落し物
https://culture.yokohama/
【開催日】2021年11月7日(日)
【時 間】11:00 ~16:00
【総合受付】Tinys Yokohama Hinodecho
指定時間入場制(整理券配布)
総合受付にて、指定入場時間が記載された整理券を配布いたします。
入場の際にはまず総合受付にお越しください。
【住 所】〒231-0066 神奈川県横浜市中区日ノ出町2-166先
https://tinys.life/yokohama/
【会 場】Tinys Yokohama Hinodecho、かいだん広場、
日ノ出町フードホール、Chair COFFEE ROASTERS
各施設内に店舗を分散致します。密を避けて各店舗をお楽しみいただけます。
【主 催】京浜急行電鉄株式会社
【企画・運営】YADOKARI株式会社
【協 力】黄金町エリアマネジメントセンター、初黄日商店会、パンとコーヒーマルシェ、日ノ出町フードホール、Chair COFFEE ROASTERS
*パンとコーヒーマルシェのinstgramでも各店の情報をご紹介していきます。