お姉ちゃんの受験戦争とその結果

お姉ちゃんの受験が終わりました。
本当に大変でした。
同じく受験のご家族様は本当に大変だったと思います。
お疲れさまでしたm(__)m

我が家のドタバタでギリギリな受験闘争記になります。

うちの娘は筋金入りのマイペースで勉強へのやる気に火が付くのに本当に時間がかかりました。実に火がついたのは2/1当日だったと思います。

家庭学習でもまあ勉強にとりかからない、とりかからない。
母親の私がしびれを切らし怒りを爆発させると、やっとこさテーブルについて勉強し始めるものの、隣に愛犬を座らせて可愛がるばかりで、問題集は全く撫でもさすりもしない状態。
今回の騒動でストレスから白髪が増えました。

娘の偏差値はあと一か月の時に43前半。
あと1月しかない状態でこれを

「どないかせんといかん!」

と母は泣きながら奮起。

「この子はやればできる 親が信じて最後の学力を伸ばすしかない!」

自分を鼓舞するように上記セリフを唱えながら
できない箇所の穴をプチテストをさせて探していきます。
もちろん大きな穴ぼこだらけでした。
ボッコボコの月面状態です。

にもかかわらず、12月の大事なテストを受験し忘れるという痛恨のミス。

これじゃあ志望校の合格可能性が分からないやん~という状態。

とにかくそんな がけっぷち からやった「偏差値急上昇勉強法」が以下になります。

①徹底した過去問演習と研究

第一志望のややこしい問題を出す学校の過去問こそ勉強になりました。
特に社会は芋づる式勉強法(分からないことがでてきたら次から次へどんどん調べて探求していき知識を広げる方法)で穴を探して埋めていきます。
科目ごとに「覚えるノート」を作って穴の部分をメモしていき解法を書き込んでいきました。
また、過去問の出題の仕方をきちんと見ておけば解く時間の短縮になります。
過去問演習が一番大事です。とにかく過去問を回す!
できれば一年前から過去問をやったほうがいいです。
直前にやる みたいな対策はやめたほうがいいと私は思いました。
(塾によっては過去問演習の時間を10月位から案内する程度で、ほとんど対策とらなかったりするのでよく親も見極めて考えたほうがいいです。早めに過去問演習やるべきというのが私の見解です。)
練習じゃなくて研究したほうがいい学校もありますので
学校によってよく見極めて下さい。

②分からない問題を親が(夜中まで研究して)解き、翌日教えるの繰り返し

親が先生替わりになり簡単な問題は教えてあげます。
難しくてお手上げな問題は塾の先生や家庭教師に任せます。
偏差値50前半までなら親も努力でできるようになります。

子どもは何度も同じミスを繰り返すものなので
思い込み力が強いのでしょう。
そこは徹底的に記憶を修正してあげる。
またあいまいででたらめな部分がたくさんあるので
ストーリーイメージや手作りの歌、暗記カードなどを活用して知識をきれいに収納してあげることです。
(例 野尻岩三内大森板吉野唐子鍵登呂)←さて何でしょう?正解は遺跡
(例リカちゃんあせってげろはいた)←岩石の種類 
歌を付けたりすると一発で覚えます。
とにかく暗記するものは曖昧にしないで、何かあるたびに突然クイズ形式で聞き続けます。(親も一緒に覚えました)

③計算は過去問演習に任せました

計算の練習時間をとるなど 
そんな悠長なことをやってる時間はありません。

過去問演習で計算が正解できなかったら、その試験はジエンドだと娘にも伝え続けました。
過去問演習は受験前は一日中行いますので、娘の計算力は最後の最後で全問正解できるように確変しました。

③漢字は社会の勉強(漢字必須の学校なら)や国語のテスト記述で覚えさせます。
塾直前対策の漢字確認動画などは見ておくとよいと思います。

④社会の対策として、ファイナルシートという256テストの結果画面でダウンロードできるプリントを全てダウンロードしました。
社会の歴史・公民・地理が効率よくまとまっています。
これを全て解いて暗記する。
うちは歴史と地理が駄目だったので、歴史を全て覚えさせたところ社会は見違えるほどよくなりました。
地理は途中でタイムアップしましたが地理は実は出題範囲が少なかったりするので過去問を通じてどんどん覚えていっても大丈夫でした。
すべて過去問を解くことで補強されます。
とにかく歴史は流れを覚えておかないとだめなので地理よりも優先して確認と暗記をした方がいいと思います。

⑤算数の対策として、分からない過去問題の解き直し、連立方程式で□をつかった式を立てれるように教える事、-マイナスの計算はできるようにしてあげること、天秤算を使えるようにしてあげることを行いました。
これは塾では教えてくれないところでした。
一行題はとにかくスピード、途中式なんて書かないですから正解すればいいので簡単な解き方を教えました。

⑦理科は 過去問演習で物理の確認を。知識系(地学 生物 等)は間違ったら先述のファイナルシートかメモリーチェックを使って補強しました。

⑧国語は記述対策大切です。学校の特色に合った考え方をベースに自分の意見や見解を書けるように対策しました。まず作文用紙のレポートタイプの紙を用意していろんなタイプの記述(手紙形式・説明文・物語文など)を書いて対策するのが良いと思います。

試験中はうちは近くにホテルを取って休憩時も勉強したり少しだけでも昼寝させてあげました。
移動時間やお昼に気をもまないようにと考えてやりましたが良かったです。
ただ布団がめちゃくちゃ硬くて、二日目はニトリでクッション買って布団にはさんで熟睡しました。
寝る場所が快適かどうかのチェックは絶対した方がいいと思います。

5日間試験を受け続け 何とか試験が終わりました。
結果は6校受験 5校合格 です。
特待生も二校からもらいましたが、合格した学校の中で本人が希望した一番近くて偏差値も高く進学率の良い学校へ行くことにいたしました。
進学した学校は9倍の倍率を勝ち抜いて合格でした。

本当に中学受験は大変なことばかりだと思いますが
うちのように直前で偏差値が10以上伸びる子供もいます。
それまでひどい状態のお子さんほどきちんと見てあげれば(塾に任せず)伸びます。
うちは塾で一番下のクラスで、さらに後ろの席組でした。

人生はオセロのようなもの。
どんなに沢山の黒が置かれても
最後に白を置くことが出来れば・・・。

中学受験は親の支え次第で白にも黒にも変化します。
あきらめず 夢に向かい続ける事が大切だと親も学びました。

5年生になる弟もサピックスアルファクラスにいきましたので息つく間もなくまたも受験戦争です。
少しだけおやすみして、子供の気持ちを一番に頑張りたいと思います。
今後も受験記はつづきますのでよかったらお読みいただけたら幸いです。

ありがとうございました!!


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