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わたしがホラーLOVERなワケ~キッカケ~

私はホラー作品がスキだ。

思えば小学生の頃からホラーLOVERである。

そんな私はホラー好きの愉快な仲間からも、ホラー鑑賞をすること自体が理解できない友人からも

「なんでそんなにホラー好きなの?」

と言われる。それはもうすごい頻度で言われる。

思えば、ホラー作品について私程嬉々と語ったり、鑑賞したりする人は周りに多くはいないように思う。(一部物凄いホラーマニアの知人もいる)

「確かに、なんで好きなんだろう、、、、」

とたびたび思ってはいたが、あまり深く考える機会がこれまでなかった。

文章づくりから逃げていたわたしがnoteにチャレンジにするにあたり、  これまで深く考えてこなかった、                   自分がホラーLOVERなワケを深堀していきたいと思う。

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前述した通り、小学生の頃からホラーLOVERと記憶している私だが、   はまったキッカケの作品は『呪怨 ビデオオリジナル版』だったように思う。

それまでも何本かホラー映画を鑑賞していたとは思うが、       「あ、わたしこれ系スキだわ」と思ったのは確実にこの作品。

ではなぜこの作品なのか。

この作品を鑑賞した状況は以下の通り。

わたし:小学校低学年。映画は自分からはあまり見ない。

場所:いとこの家

一緒にみたひと:0~4歳ほど離れた従兄弟6人くらい

見たキッカケ:いとこが見たいと言った

従兄弟と私ははっきり言ってそこまで仲が良いわけではない。      従兄弟はみんな三浦に住んでおり頻繁に遊んでいた一方で、私は鎌倉に住んでおり、彼らと会うタイミングもそこまでなかったからだ。

内輪感のある集団に一人ではいっていくことは、今もそうだが当時も勿論得意ではなく、ゲームに誘われても「どうせみんなでよくやっているやつだから、負ける。」「レベルが違うから迷惑をかける」といつも見る専門に回っていた。

そんなかわいそうな鎌倉在住のわたしが、初めて彼らと同じ想いを共有することが出来たのが『呪怨 ビデオオリジナル版』だったのである。

読んだだけでもう怖い、「呪怨」という言葉自体の恐ろしさ

登場人物に対する加耶子の異常なまでの執念深さ

「家に一歩入ったらもう負け」の死が避けられない理不尽さ

夢に出てくるほど上質なトラウマシーン

思わずマネしたくなる加耶子のア゛ッア゛ボイス、ナメクジ風匍匐前進

クライマックスに大量発生してできた加耶子軍団の訳のわからなさ

そんな呪怨の多彩な魅力が、

思わず顔を見合わせたり、同時に息をのんだり、みんなで茶々を入れたくなったり、鑑賞後のほっこりしたりするシーンを生んでくれた。

人付き合いが得意で、従兄弟たちから愛される姉たちとは違い、今でもわたしは従兄弟たちと会ったとき何を話せばいいのかわからない。      それでもあの日、映画を見た思い出は10年以上経った今でも私のなかで強く残っている。実際に、その時従兄弟が放った茶々入れのくだらない一言を今でも覚えている。

「加耶子の足の太さみんな違うww」

そして今ではただの思い出でしかないが、当時の内気な私にとっては大きな光だったハズで、その光が示した道しるべに沿って歩いた結果、  

はい、ホラーLOVERのできあがり。            

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