ぬかるみ日記 12/28〜31 2022
28日。
年末年始休暇に入り実家に帰省。実家といっても家からドアtoドアで1時間かからないので帰省感はない。というか3ヶ月に1回ぐらい帰るし。地方出身者の帰省という感覚に憧れを持つのは東京育ちの性だ。ないものねだりだろう。
地元に着いて学生時代よく行ってたジョナサンで昼飯。客が年寄りしかいなくて街の心配をするが日本はもうどこもそうなのかも知れない。『お陰様で生きられましたエンタメ2022』を書きながら1年を振り返る。自分が感じていたことを言語化してテキストとしてアウトプットする作業は難しいが楽しい。
実家のテレビでは両親がどハマりしているsnowmanのyoutubeがずっと流れていて、17時に公開される新しい動画をなにより楽しみにしてるらしかった。オタクリテラシーが日々成長していく親を見ているのは面白い。Aぇグループの全国ツアーに行きたいけどファンクラブに入ってジャニーズ事務所にお金を落とすのは癪なので悩んでるらしい。何歳になってもオタク心は難しい。
29日。
家の近所の美容室で予約をしていたので、さっそく家まで戻る。美容室終わりが14時だったのでお腹が空く。こういう昼飯の選択肢が沢山あるときに、選ぶのが面倒くさくなるとついマックという手軽な選択肢を選んでしまう。失敗がないからだ。ビックマックとポテトSを注文しマック納めを果たした。来年もお世話になります。
30日。
地元の親友と1泊2日の氷見旅行へ。2022年は例年に比べて残業が体感10倍くらい増えて流石に疲れ果ててしまったので、休息しまくる2日間に決めた。冬コミに参加せずに過ごす年末は随分久しぶりな気がする。(気がするだけであったかも知れない)夏の終わりくらいに寒ブリ食いたさだけで旅先を富山に決めたが、いざ出発目前になると冬の北陸は恐ろしく寒いことに気づく。しかも天気予報はオール雨でかなり失敗したかもしれん…という気分になっていた。しかし氷見駅についてみるとと雲はあるものの青空で照らされた富山湾を一望できる最高のロケーションだった。旅は天気に左右される博打要素を含むものだが、その分上手いこと言った時は全能感に満たされる。こういう経験があるから旅はやめられない。やはりギャンブルみたいだな。
31日。
ずっと行ってみたかった雨晴駅で立山連峰を眺める。快晴とはいかなかったがかなりはっきりと山々を見ることができた。昼過ぎには新幹線に乗り東京へ帰省。あっという間だったが1年の疲れは富山湾に置いてきたということにした。実家に戻り楽しみにしていた紅白を両親と観る。やはり1年で1番面白い極上のエンタメ番組だ。JPOPの真髄が詰まっている。ポップスを長年歌い続ける人たちは本当にかっこいい。いつかは関わりたいという夢を抱きながら例年通りカウコンの忙しないカウントダウンで年を越した。
おまけ
紅白個人的ピーク
①milet×Aimer×幾田りら×Vaundy『おもかげ』
歌が抜群に上手い人が楽しそうに歌ってるのを観るのが何より楽しい。
②King & Prince 『ichiban』
ダンスやばすぎる。彼らの生き様が詰まってる気がした。
③桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎『時代遅れのRock’n Roll Band』
生き様が音になっていることこそがロックンロールなのではないか。