見出し画像

利用されよう(得と徳)

自分が得をする為に人を利用する事を平気でする人がいます。
上前をはねる。タダだからたくさん貰わなければ損だとか
「お得です」をいち早く自分のものにする。

得は悪いことではありません。利を得ることですから必要なことです。
でも、そこに徳がなければいけません。徳とは人を喜ばすことです。人を幸せにすることです。徳を無くすのは、人を悲しませる事です。人を不幸せにすることです。

人を悲しませて得をしていませんか?

楽をする為に人を利用する。よくある事です。利用された人が悲しむと徳を無くします。利用された人に喜ばれると徳を積む事ができます。

利用される人になりましょう。利用されることは利用した人が喜ぶ行為です。誰も利用してくれなければ自分で徳を積む行為を探さなければなりません。

利用されないのは、利用されることを拒んでいるからです。悲しくなる利用のされ方をしても徳を積む事はできるのです。悲しい事、苦しい事を経験しないと他人の悲しみ苦しみを感じる事はありません。徳を積む事によって悲しくなる利用をする事は無くなります。

徳が無い人には、悲しくなる使われ方が回ってきます。徳を積む事と、人が喜ぶ事、悲しまない事を念頭に置いて行動できるようになるからです。

徳を積むと得するわけではありません。得と徳とは関係が無いのです。得する為に努力する事は悪いことではありません。徳を積むことを忘れることが悪いのです。

徳を積んでいない人からは離れましょう。徳を積んでいる人にはついて行きましょう。徳を積むとその判断ができるようになります。

損して徳取れといいます。利用される人になりましょう。それには利用される事柄が無いといけません。利用されて嬉しくなる事柄でなければいけません。悲しくなったり苦しくなったり嫌になるようならば逃げれば良いのです。

そんな人とは離れましょう。そして自分の能力を正しく評価して使ってくれる人について行きましょう。

仁徳のある人を求めましょう。そして自分も仁徳のある人になりましょう。

徳を積もうとした行為で、悲しませる人がいるようならば徳を積む事にはなりません。何もしない方が良いのです。

徳を積む事は難しい事なのです。