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仮想と現実

仮想世界で生きたいと思わなくても実は創られた世界に住んでいるのです。

真実を見ている、聞いている、感じていると思っていますが、それはあなたの今の事です。それを否定する気はありません。でもそれは全部ではありません。過去の事も自分が経験した事の一部しか覚えてはいないのです。

自分の経験だけで他人を納得させる事はできません。沢山勉強してその知識を経験に置き換えて多数決を得られる話をするのです。

運命も神も仏も人が作ったものです。なぜなら運命を信じる根拠は運命を信じている人の意見を聞いて信じたからです。神も仏も信じた人の意見、考えだからです。

信じていない人に信じない根拠を聞いても信じていないとしか答えは返ってこないのです。信じる、信じないは事実を信じる、信じないと言っているのではないのです。

あなたの思いを信じるか信じないかを問われているのです。
思いとは人が作り出した仮想の世界です。真実の一部で全部を語っているのですから信じられないと思うのです。

論理的に説明できたとしても真実は変わりません。作られた真実でしか評価できないのですから仮想世界だと言えます。

皆が同じ仮想を描いていると相互伝達ができますが、描いている世界が違えば伝えても通じない。伝わってこない事になるのです。

見ている、感じている世界は一人一人違っているのです。それが個性となって現れているのです。自分と違うからと言って自分に合った個性に変えるのは間違っています。

相手の個性を認めて自分の個性を認めてもらいましょう。そして相互に助け合う関係になるために伝え合うのです。伝える手段は色々あります。

個性はモラル、伝える手段はマナーです。約束事はルールとして仮想世界は成り立っているのです。

もしも仮想社会でなければ自分一人で生活しているのと同じですから、自分の思い通りの世界です。そして全てが真実だと言えるのです。

私とあなたがいた場合は仮想社会で自分一人ならば現実社会だと言えるのです。