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インターネットモラル

モラルとは、道徳です。道徳とは、人間らしく(徳)生きる為の方法(道)だと思うのです。

本能と自然の流れに従って生きるのはケモノです。ケモノと違う生き方をすることによって人間だと言えるのです。

本能とは欲望です。
そして自然の流れは知識と経験と知恵によって乗り切る事ができます。天気予報や減災の知恵は、ケモノにはありません。ケモノにできる事は自然の流れに逆らわずに従って進化する事です。

単体であれば人間よりもケモノの方が強いのです。人間は集団になる事でケモノに欲望に自然にも勝ってこれたのです。集団生活をする為の、マナーやルールをも守ってきたのです。

人間同士の戦いになった時に、ケモノに戻った人は負けるのです。人間同士であれば、マナーとルールを守るモラルがあれば戦いにはならないのです。

他人に迷惑をかけない。自分を守るそしてそれを伝えて実行してく事が人間にはできてケモノにはできない事なのです。他人に迷惑をかけない事とは、他人に負担をかけたり、所有物を共有したりする事ではありません。

自分が迷惑になっているだろうと思う事ではなく、他人が自分で迷惑だと思う事です。親切だと思っても、受け取った人が、迷惑だと思えば迷惑なのです。

他人に迷惑をかけないとみんなが思って実行していれば人間同士の争い事は起こりません。ケモノから自然から欲望から自分を守る事に専念できるのです。

他人に迷惑をかけても平気な人はモラルが無いのです。自分を守れない人もモラルが無いのです。道徳を重んじると言って身分制度を作ったり、親孝行に主君や主人に忠義を尽くすなどは、本当の道徳なのでしょうか?

他人に迷惑をかけない。そして自分を守る事からは忠義や孝行、恩に報いる発想は出てこないのです。歪んだ道徳(軍国主義に使われた道徳)とは違うインターネット社会のモラル(道徳)があるのです。

それが、他人には迷惑をかけない。そして自分を守る事なのです。具体的にはインターネットマナー(作法)があるのです。

次回はその作法について記事を書くつもりです。