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君の代わりがいる学校あったらいやだ

「君の代わりなんていくらでもいるんだからね。もう友達じゃない。君なんて誰も友達になってくれる人はいないわ」って言われちゃった。

「大丈夫よ。お母さんがいるじゃない。いつまでもお母さんがポッさんの友達なんだから」
「お母さんは、お母さん!友達なんかじゃない。友達はすっさんだけなんだ。すっさんは、僕に親切にしてくれるんだ。教科書を忘れた時も一緒に見せてくれて。一緒に読んで、教えっこしたんだ。遊ぶ時も誘ってくれてそしてかけっこも鉄棒もボール蹴りも一緒にして競い合ったんだ」
「それじゃなぜ、喧嘩をしたの?」
「僕が他の友達と遊んだから」
「みんなで遊べば良かったのに」
「だって、『女の子とばかり遊ばないでたまには僕たちとも遊ぼうぜ』って誘われたんだ」
「すっさんの代わりになる人はいるの?」
「いない。すっさんはすっさんだけ」
「すっさんとお友達じゃ無くなったの?」
「『お友達じゃない』って言われたからお友達じゃなくなっちゃた」
「ポッさんは、『お友達じゃない』って言ったの?」
「言っていない」
「ポッさんにお友達は、いないの?」
「遊び友達ならたくさんいる」
「じゃ、まだすっさんとは、お友達よ。すっさんは、いつまでも友達でいたいってうまく言えなかったのよ」

「あした、いつまでも友達でいたいって、僕の方から言うよ」

経済的に幸せにはできないかも知れませんが精神的に幸せにする自信があります。と言いましたがついてきてくれました。今は、精神的に幸せだから次は経済的に幸せにしてと言われています。