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心の記憶

嫌とは言わない。嫌と言ったら悲しむ人がいるから。心の記憶が聞こえてくるのです。心の記憶は消える事が無いのです。

頭の記憶が、心の記憶を消そうとしても消す事はできません。

暴力反対、力で心の記憶を消すことはできません。心の記憶は心の記憶でしか上書きできないのです。

好き、嫌い、好き、嫌い、楽しい、苦しい、楽しい、苦しい。嬉しい、悲しい、嬉しい、悲しい。

心の記憶を閉ざしたら、頭の記憶も閉ざされます。

嫌だ。嫌だ、嫌だと心の叫びを発するのは頭の記憶です。
好きだ。好きだ、好きだと心の喜びを伝えるのも頭の記憶です。
恥ずかしい。嫌われる。苦しむだろうと思うのも頭の記憶です。

心の記憶には嘘はありません。
頭の記憶はあいまいです。
心の記憶は表現できませんが、感じる事はできるのです。

嫌なものは嫌だと叫びましょう。
好きなものは好きだと伝えましょう。

みんなが嫌いでも好きだと思う人がいたら残るでしょう。
みんなが好きでも嫌いだと思う人がいれば消されます。

暴力も貧困も犯罪も、自分に関係がなければ心の記憶には残りません。
心の記憶にないものを頭の記憶で解決する事はできません。

他人事にしないで、自分の事のように考えるのが、仲間なのです。
軍事政権反対だから他国の軍事力で解決するのはおかしいのです。
暴力には非暴力の歌声で、心の叫びを歌にして大きな声で歌うのです。

学問とは、頭の記憶と心の記憶を増やす事なのです。
頭の記憶は消えていきますが、心の記憶は消えません。

経験や物語、映画にドラマに歌う事、絵を描いたり、物を作ったりして覚えた心の記憶は、消えません。

心の記憶を表現できるクリエーターになりたい。