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アヴァンセの桃のケーキ

去年はコロナウイルス対策として出歩くことは極力しませんでした。毎年、桃山の桃の花を写しにいくのですがそれもできませんでした。今年も桃の花は写していません。

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せめて桃のケーキを食べたいと平日の混んでいない時間帯に出かけることにしました。

「あら川の桃特設販売所」は農協の向かい側にあっていつも人が行列しているので避けていたのですが今回は初めて並ぶことに挑戦しました。

並んでも買う理由は「B品を販売」しているからです。B品は普段の価格の半分以下の値段ですが、熟し過ぎや傷がある形が悪いサイズが小さい又は大きすぎるなど規格外のももです。

すぐに食べたり加工品にするのならばなんら問題はありませんし、それほど目立たない規格外なので十分満足できる桃ですから並んでいる人1人に一箱と制限があっても並んで手に入れたくなるのです。

商品は軽トラで次から次へと運ばれてくるのですが売り切れればそれでお終いです。B級の桃は贈答用に贈ることはできませんが普通の桃は配達伝票を書いて後日配送手続きをしてくれます。6個3000円で送料は1100円でB級は6個1300円で宅配はできません。

2021年価格で種類は清水白桃でした。販売価格は変わることなので必ず現地で確認してください。

テントの屋根だけが建物の外に設置されていて今日の状態が、長蛇の列とはこのような状態をいうのだと思うような長さで少しも列は進んでいなくて不思議な光景でした。

なぜ進んでいないのかと思ったら商品が並んでいないのです。売り切れていて次の商品の入ってくるのを待っている状態だったのです。

テントの横には大型の扇風機が2台並んで風を送っていたのですがそれは建物の入り口近くだけで、トイレは男女別の簡易トイレが建物の外に設置されていました。

建物はガレージを仕切りをなくして並べてあるような長細い空間があって テーブルが数列と伝票を書くためのテーブルと椅子、受付テーブルと椅子がありました。

商品が載っていないテーブルに商品が並ぶのを待っていると軽トラックが桃の詰まった箱を満載して到着しました。

商品がテーブルに並ぶと列はやっと動き出しました。店員さんが密にならないように入場制限していたのですが突然の豪雨と雷でテントの壁がないのが災いしてお客さんはびしょ濡れです。

1人が建物の中に入るとなだれを起こしたように全員が建物の中に逃げ込みました。扇風機が倒れるぐらいの風が吹いていたのですが、オープンだったガレージのような建物にシャッターが閉められて建物の中に雨風は入ってきませんでした。

「密にー」と言っている店員さんの声も聞こえにくい雨音でした。

桃を買い終わったときには雨が止んでいました。建物の中でも順番に並んでいたので密にはなりましたが、話し声は聞こえませんでした。

ゲリラ雷雨とはこのような雨のことを言うのでしょう。

全身がずぶ濡れでしたが、時間と共に乾いたので「良し」としました。

その後「バーミヤン」で昼食を食べ、「アヴァンセ」で桃のケーキを買って帰ることにしました。バーミヤンのロゴマークに桃が描かれているのでバーミヤンとは桃のことだと勘違いしていましたが本当は中華料理の医食同源の思想を表している桃なのだそうです。

桃も梅も薬として日本に伝わってきたようで桃は種の中の仁に薬効があって妊娠しやすくなるそうです。